沖縄県は9日、8日付で「下地島空港及び周辺用地の利活用基本方針」を策定したと発表しました。平成26年度に候補事業として選定した4事業のうち、2事業について事業実施に向けた基本合意書を締結したとしています。
沖縄県が8日付で策定したのは、下地島空港とその周辺用地について利活用の目標像等を定めた「下地島空港及び周辺用地の利活用基本方針」。平成26年度に候補事業として選定された4事業のうち、FSOの「下地島空港を活用した革新的航空パイロット養成事業」と、三菱地所の「国際線等旅客施設整備・運営及びプライベート機受入事業」の2事業について、事業実施に向けた基本合意書を締結したとしています。
FSOのパイロット養成事業は、4月から開業準備し、平成30年4月に開業を予定。平成33年度で操縦士免許取得者数73人/年を目指すとしています。
一方、三菱地所の事業は旅客ターミナルの施設を整備するもの。6月から新築工事を行い、平成30年10月に開業を予定しています。年間航空旅客数目標は、開業年の平成30年に5.5万人、平成33年に30万人/年としています。
■下地島空港及び周辺用地の利活用実施計画の公表について(沖縄県公式サイト)
http://www.pref.okinawa.jp/site/doboku/kuko/kikaku/shimoji-rikatsuyo3.html
ラベル:下地島空港