福岡空港の旅客ターミナルビルを管理運営する福岡空港ビルディングは15日、国内線旅客ターミナルビル再整備事業の進捗状況を発表しました。2ビル接続部新築工事エリアの工事が約3ヶ月の遅れであるとしています。
福岡空港ビルディングが発表したのは、国内線旅客ターミナルビル再整備事業の進捗状況。2月末時点で、2ビル接続部新築工事エリアが、解体工事の騒音対策等に日時を要して約3か月の遅れになっているとしています このため、2ビル接続部の掘削工事が完了する平成29年6月末頃を目途に詳細工程を精査すると発表しました。
今回の発表に合わせて、各エリアごとの今後の予定も発表されました。
第1ターミナルビル側は、旧・第1ビルの解体が5月末に完了予定。新ビルの新築は、昨年12月に工事を完了して1階は使用中で、2階と3階は平成30年頃に供用開始する予定としています。
第2ターミナルビル側の2ビル接続部新築工事は、平成30年7月頃に1階に手荷物受取所と到着口/南、2階に出発保安検査場/南がオープンして新1ビルと接続する予定。このエリアの工事が3か月遅れています。
第3ターミナルビル側は、コンコースの解体・新築の工事を昨年10月に完了。すでに2階のゲートラウンジと1階の暫定バスラウンジが供用開始しており、今年夏頃に3階到着コンコースが供用開始の予定としています。
九州地方整備局と大阪航空局は、今回の発表に合わせて、「国内線ターミナル地域再編事業の完成時期などについても、旅客ターミナルビル工事の工程が精査され次第、公表する予定です。」と発表しています。
■国内線旅客ターミナルビル再整備事業の進捗状況について(福岡空港ビルディング公式サイト)
http://www.fuk-ab.co.jp/20170315/
■福岡空港旅客ターミナルビル工事の遅れにともなう国内線ターミナル地域再編事業への影響について(国交省公式サイト)
http://ocab.mlit.go.jp/news/hotnews/pdf_upload/170315fukuokaeikyou.pdf
ラベル:福岡空港