中部国際空港は31日、格安航空会社(LCC)向けに整備する新ターミナルビルの施設規模や配置などの概要を発表しました。
中部国際空港が発表したのは、新ターミナルビルの施設規模や配置などの概要。LCC向けに整備するもので、2019年度上期の供用を目指して計画が進んでいます。
発表された概要によりますと、整備規模は、年間取扱旅客数450万人、延床面積約40,000平方メートル。2階建て2棟構成で10スポットを設けるとしています。
整備場所は、現ターミナルの南側。セントレアガーデン先の飛行機の見える丘部分にチェックイン棟を配置し、南に細長く伸びるコンコース棟を新設します。チェックイン棟は、同じく新規整備されるFLIGHT OF DREAMSに隣接し、A駐車場と連絡、駐車場連絡通路を通じてアクセスプラザ側と結ばれる予定です。
コンコース棟に面して4つのマルチスポットを含む計10スポット(6-10スポットの利用可)を整備し、6か所の固定橋を整備します。出発関係は2階のみ、到着関係は1階のみの移動で完結。固定橋を通った後にエプロンルーフでの徒歩搭乗になるとしています。
今後、2017年度内に着工し、2019年上期の供用開始予定となっています。
■新ターミナルビルの整備について(セントレア公式サイト)
http://www.centrair.jp/corporate/release/__icsFiles/afieldfile/2017/03/31/CentrairGroupNews170331_1.pdf
ラベル:中部国際空港