■2017.03.02 (自宅)→成田国際
■不便な成田へは相変わらず前夜から
今日は本来初日ではないのだが、深夜時間帯は鉄道が動いておらず、早朝の飛行機に乗るためには、今夜のうちに成田入りが必要となる。
深夜に成田へ向かう選択肢は、
(1)深夜バスで寝ながら成田へアクセス
(2)家で寝て早起きをして明朝の早朝バス
(3)前夜にバスか電車で成田に到着して野宿かホテル宿泊
の三択しかない。
しかし、(1)の深夜バスは、長野などの遠方からの利用で、バスの中で寝られるのなら活用しやすいものの、都内から成田までだと一時間半程度なので、バスの中で寝ている暇はほとんどない上、成田に着いてからも時間を潰す必要があり、利用する意味がない。次に、(2)早朝バスに至っては、東京駅を未明の時間帯に出るバスのため、家から都内まで出る交通機関がないから使えない。
実質的に(3)の一択。それしか選択肢はない状態だった。
で、(3)を選択した場合も、成田には深夜に着いて早朝には出てしまうから、シャワーを浴びて出てきていない場合などを除けばホテルに泊まるのもバカらしい。結局、成田空港のなかでそのまま野宿することにしたのだった。
定時で仕事を切り上げて、即自宅へ。19時前に家に着いてから、夕食と風呂、必要なものの鞄への詰め込みを急いだ。
20時前には出発準備が整ったが、復路のジェットスター・ジャパン(JJP)の便が20時5分からオンラインチェックインが始まるので、それを済ませてから家を出ようとしていた。出先でスマホから操作してもよかったのだが、JJPは、パソコンでの予約の場合、スマホのアドレスへメールが送れないし、なにより、スマホを使ってしまうと、明日まで電源が持つか分からないので、家で済ませようとしたのだ。
できるだけ早く成田へ向かいたかったので、20時5分キッカリにチェックイン操作に入った。
実は今回、希望する席がブロックされていて事前の座席指定ができなかった。座席指定が有料で、しかも席の位置によっては値段を変えているくせに、事前に指定できないのもおかしいので、メールと電話で問い合わせをしたところ、「空港持ちの席なので当日窓口で手続きするしかない」と言うのだ。
大手だと、最後に機内に入って最初に機内から出るVIP客や身障者など向けに最前列をブロックしていることが多い。しかし、JJPは最前列は指定料金の値段が高いので、それではない席がブロックされていた。
オンラインチェックインなら可能になるかと試しに操作してみたのだが、やはり希望する席はまだ開放されていなかった。土日の便で混雑も想定され、少なくとも通路側だけでも確保しようか迷ったものの、オンラインチェックインは諦めて、一か八か、当日窓口で指定することに決めた。
※JJPは就航当初、オンラインチェックインでは座席指定無料となっていたが、今は変更されてしまったようで、オンラインチェックインでも座席を指定すると料金がかかるようになっていた。
■意外と不便な深夜移動
そんなこんなで家を出たのは20時半頃。まっすぐ東京駅へ向かったものの、21時発の東京シャトルの最終便には結局間に合わなかった。
渋滞にはまっても問題ない今日は、バス一択だったのだが、21時を境に、日付が変わる頃まではバスがなくなってしまう。スマホで色々調べ、なんとか、銀座を21時半に出るTHEアクセス成田の成田地区ホテル行き最終便が残っていたので、それで成田へ向かうことにした。
※成田へのアクセスは、バスと鉄道を比較した場合、以前は東京メトロ東西線で西船橋経由の京成線でのアクセスが断然安く、そちらを利用することが多かった。しかし、いまは東京駅発のバスも値段はほぼ同じ。しかも、鉄道は、安い運賃の電車だと(特急ですら)トロトロで、所要時間は渋滞さえなければバスの方が断然早い。バスの方が便数も多く、乗り換えの手間がないバスの方が明らかに便利になった。
関西の鉄道だったら、新線なんて整備せずとも、既存路線をフル活用し、乗り換えを便利に、スピードアップして便利に、便数でも便利に、と、色々努力をしているけれど、京成とJRにはそんな気は一切ない。ここ数年の東京駅からのバスの充実で、成田への輸送で一番割りを食ったのは、成田にかすりもしないけど、東西線だけでなくTCATへの輸送も減ってしまった東京メトロかもしれない(西船乗り換えを実践する物好きは極少数派だったのだが、、、)。
THEアクセス成田の成田地区ホテル行最終便は、利用者は少なく、銀座駅では5人、東京駅から3人しか利用がなかった。おかげで座席のリクライニングを倒し放題だった。
成田空港に一番近いのは東武ホテルだったので、今回はそこまでの利用とした。
東京駅を出てから信号待ちで少しトロトロしていたものの、高速は順調。利用がないため通過したホテルもあり、東武ホテルには定刻より15分ほど早く到着した。
ここで自分も含め三人が降りたものの、東武ホテルユーザーはZERO。ホテルエントランス前まで乗り入れたのに、全員が、バスから降りたあと、ホテル敷地外へと歩いて行った。
徒歩ルートでのアクセスはとても便利で、第2ゲートを抜けたら目の前が第3だ。よく、第3は不便不便と言われるけれど、徒歩に限っては、第3の圧勝となっている。おかげで、バスを降りてから、10分ほどで第3ターミナルの中に入り込むことができた。
成田の第3に入り込んだのは23時頃。
木曜日の夜だから、土日に比べれば少ないかもしれないが、それなりに野宿客が見られた。
第3、第2北端の外にできたウェイティングエリア、第2とまわり、第2の1階到着ロビーがほとんど人がいなかったので、そこで寝込むことに決めた。

バスを降りた東武ホテルのエントランス。成田地区ホテル行の深夜バスの実質的な成田空港入口バス停になっている。バスから降りてすぐに成田地区内のホテルを回るバスが経由していた。
■今日の教訓!
・[JJP]オンラインチェックインでも座席指定は有料←以前は無料でした
・成田ホテル行バスは利用者少なく意外と便利←空港最寄りは東武ホテルです
■実際の旅程
03/02 THU
自 宅 20:30(JR線など)→21:00有楽町駅
銀座駅 21:30(平和交通)→23:00[成田国際空港(成田空港)]
(成田空港内 泊)
ラベル:成田