FFC_粟国線9月再開？

□FFC　2年運休中の粟国線、いよいよ9月にも再開？

沖縄県の地元紙の沖縄タイムスや琉球新報は17日、平成27年8月に発生した滑走路逸脱の事故以降運休している第一航空（FFC）の那覇-粟国線について、9月再開を目指していることを相次いで報じています。

那覇-粟国線の再開目途について、沖縄タイムスは「2015年8月の粟国空港で着陸に失敗してから約2年、運休が続いている那覇-粟国定期便について、運航する第一航空（本社・大阪府）は16日、9月上旬の再開意向を示した。」と報道。琉球新報も「乗客を乗せた運航再開について同社は９月中旬までの運航再開を目指したいとしている」と報じています。

FFCは3月に、運輸安全委員会の勧告に基づき講じた措置の完了を報告。2月から下地島空港や粟国空港などで訓練を実施しています。琉球新報の報道によりますと、「３１日までに操縦士１人、副操縦士１人の養成と必要な訓練が完了する」とのこと。まだ正式な再開時期は未定ですが、平成27年8月の事故で運休してから約2年、いよいよ再開が近づいてきた印象です。

離島の航空路線は、島の生命線であることもあり、粟国線の運休は、人や物資の輸送に大きな影響が出て、早期の再開を求める声があります。
一方で、再開を急ぐことへの不安も根強く残っています。このため、就航までには粟国村での説明会や沖縄県・村との協議を実施してからじっくりと再開が決まる模様です。

■運休続く那覇─粟国線、9月に2年ぶり再開へ　第一航空が意向示す（沖縄タイムス公式サイト）
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/128945
■粟国便、来月中旬までの運航再開目指す　第一航空（琉球新報公式サイト）
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-556716.html