■熊本空港(阿蘇くまもと空港) 民間委託化に向けた実施方針を発表、平成32年4月民間運営開始へ
国土交通省(国交省)は17日、熊本空港特定運営事業等実施方針を公表しました。
国交省が発表したのは、熊本空港(阿蘇くまもと空港)で行われる特定運営事業等実施方針。空港運営等事業、ビル・駐車場事業などの運営を、民間の資金と経営能力を活用する形で委託するもので、その内容や今後のスケジュールなどが示されました。
事業期間は、当初33年+オプション延長15年以内(+不可抗力延長10年以内)。事業の範囲は、空港運営等事業、ビル・駐車場事業など熊本空港運営の全般に渡ります。
今後は、今年3月頃に募集要項等の公表を行い、来年3月頃には優先交渉権者を選定。同5月頃に実施契約の締結を実施し、平成32年4月頃からの運営開始を目指します。
まずは、17日から2月2日まで実施方針に関する意見を受け付ける予定となっています。
今回の民間委託に当たっては、「既存の国内線ターミナルビルを取り壊し、国内線・国際線が一体となった新ターミナルビルを運営権者が整備(平成34年度中を予定)」することが盛り込まれています。
■熊本空港運営の民間委託 平成32年4月から開始 〜熊本地震からの復興の加速化に向けて〜(国交省公式サイト)
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku05_hh_000097.html
2018年01月17日
この記事へのコメント
コメントを書く