■福岡空港 民間委託は福岡エアポートHDグループに優先交渉権
国土交通省(国交省)は16日、福岡空港の特定運営事業等について、福岡エアポートHDグループを優先交渉権者に選定したと発表しました。
国交省が発表したのは、福岡空港特定運営事業等の優先交渉権者。福岡エアポートHDを代表企業とした福岡エアポートHDグループを選定したとしています。
今後は、6月に基本協定を締結、運営権設定と実施契約の締結を8月に行い、11月にビル施設等事業、来年4月に空港運営事業の開始を目指します。
福岡エアポートHDグループは、福岡エアポートHDを代表企業に、西日本鉄道と三菱商事、Changi Airports International Pte. Ltd. 、九州電力がコンソーシアムを構成しています。いわゆる地元連合で、代表企業の福岡エアポートHDは福岡空港の旅客ターミナル等を運営中。ここにさらに空港関連会社として、シンガポールのチャンギ国際空港が参画しています。
今回の審査では、三グループが最終審査まで残っており、福岡エアポートHDグループの得点は169.7点でした。次点は東京建物とManchester Airport Holdings Limited(英国・マンチェスター空港)で構成したPride of 九州コンソーシアムで151.8点、最下位は大和ハウス工業とオーストラリアのMacquarie Corporate Holding Pty Limitedが組んだ大和ハウス・マッコーリーコンソーシアムで149.0点でした。
■福岡空港特定運営事業等の優先交渉権者の選定について(国交省公式サイト)
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku05_hh_000104.html
2018年05月17日
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