□平成30年7月豪雨災害の影響 各空港の状況
平成30年7月豪雨の影響が続いています。
国土交通省では、交通機関への影響をまとめて、災害・防災情報として毎日更新をしています。8日以降「空港基本施設等に異常無し。」と発表されていますが、広島空港では三原市からの水道水供給が停止するなど、ターミナル施設への影響は出ています。
今回の災害では、広島空港を中心に複数の空港周辺で土砂崩れが相次ぎ、アクセスに運休等も生じています。広島空港では、14日になって広島市内方面へのバスが再開されましたが、いまだ近隣の山陽本線や三次方面のバスなどの運休が続いています。
しかし、航空便には大きな影響はなかったため、空港への影響はあまり注目されていません。
東日本大震災や熊本地震などの際には、「航空関係」の内容は空港ごとにかなり細かく発表されていましたが、今回は空港ごとの発表はなく、ほとんど取り上げられていない状況です。
影響の大きかった地域は中国・四国地方の広範囲に及んでいます。空港自体に影響があったのかなかったのか、各空港のサイトに頼らざるを得ない中で、状況を発表している空港も少ない状態です。
影響の大きかった地域で、空港公式サイトで情報を提供している状況を載せておきます。
(影響の大きかった地域の空港公式サイトの情報提供状況)
<公式サイトに空港の営業状況を掲出している空港>
■広島空港 http://www.hij.airport.jp/
連日状況を配信しています。
唯一空港自体の営業に影響が出ています。三原市から供給される水道水が停止しているため節水呼びかけ中。
航空便は平常運航(ANAのB787欠航を除く)、アクセスで運休有。
大部分の物販店・飲食店臨時休業中。
■石見空港 http://hagiiwami.jp/
公式facebookで10日に「空港周辺には特に大きな被害はございません。」と発表済。
■笠岡農道離着陸場(笠岡ふれあい空港) http://www.kasaoka.org/
12日に「周辺の冠水といった事態はありましたが、現状は使用可能な状況となっております。」と発表済。
周辺道路に交通規制があることも発表されています。
■富山空港
公式facebookで5日に「現在、昨晩の大雨及び神通川の水位上昇による空港施設への影響は出ておりませんのでお知らせいたします。」と発表済。
■福江空港
9日に「オンラインショップ受付の一時停止」と発表済
<アクセス情報のみ配信している空港>
■岡山空港 https://www.okayama-airport.org/
■松山空港 http://www.matsuyama-airport.co.jp/(バス会社へのリンクのみで実際の運行情報は不明)
<空港状況、アクセス情報とも公式サイトでは特に配信のない空港>
■但馬飛行場
■鳥取空港
■美保飛行場(米子空港)
■出雲空港(台風通過直後には公式facebookで「大きな被害等につながるような風雨はありませんでした。」と配信済)
■岡南飛行場
■岩国飛行場
■山口宇部空港
■徳島空港
■高松空港
■高知空港
■オノミチフローティングポート
国土交通省 災害・防災情報 http://www.mlit.go.jp/saigai/index.html
⇒バス路線一つひとつから運休情報などがまとまっていますが、項目数が多すぎて探すのは大変です。
2018年07月14日
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