※2018年12月にアップした2018年9月の旅行記です。
■2018.09.04 (松江)→出雲→(松江)
■台風通過で空港は閑散
3日目は、本当は最終日になる予定だったのに、台風通過をやり過ごす日に変わってしまった。
起きたときにはまだ雨は降っておらず、本当に台風の影響があるのかどうかよく分からない感じだった。
天気予報は昨晩と大きく変わらず、台風は昼にも近畿を通過しそう。明日の朝には北海道付近まで進むとの予報だ。さらに、島根県の天気は、悪い方に転び、午後に強雨と出た。
飛行機は、羽田線は全便が台風の影響でタダ振り替え可能な状況だったが、運航自体は平常便が連続。なぜか最終便だけが天候調査となっていた。(名古屋線や伊丹線は全欠航だった)
とりあえず、今日中に台風は抜けそうなので、すでに昨日の時点で明日への変更を確定している。今日は天気が持つ間に、軽く観光することにした。
台風をやり過ごす日なので、まずはホテルを満喫し、チェックアウトは最終時刻の10時にした。
朝食の時間帯もまだ雨は降っていなかったが、10時には、雨が降ったり止んだりが始まった。
まずは玉造の温泉街を抜けて玉作湯神社にだけ寄り道し、その後は出雲空港へと向かった。座席指定をするためだ。
空港では、明日の便への正式な変更手続きと座席指定を完了。その後、空港内を見学した。
羽田線は普通に飛んでいたが、欠航便が多いせいか、空港内は閑散としていた。窓口で最終便だけが天候調査の理由を聞くと、出雲ではなく、羽田の強風が原因だという。台風からは、出雲の方が近いのに、羽田の方が危険なのだそうだった。
※この日の夜のニュースでは、お台場辺りが午後7時頃強風であったことが伝えられていた。乗ろうとしていた便は最終的に飛んだのだが、もしも飛行機に乗っていたら大揺れして大変だっただろう。やはり、台風は東側がより危険であることが分かった。
■台風通過で強風吹き荒れる
空港を出たのは12時半頃。雨は降ったり止んだりで中途半端だったが、それよりも風が強くなってきていた。
その後は、宍道湖北岸を通って松江方面へと向かった。
宍道湖一周はざっくり一時間ほどだ。一周まわるだけでは時間が余るので、さらに遠出して中海にも移動。昨日夜間で見られなかった大根島に寄り道した。
それにしても風が強い。大根島に渡る海中道路を通ったら、波が時々道路に打ち寄せてくる状況だった。
雨はそれほど強くないが、風は強い。湖なのに結構な白波がたっていて、少しずつ不安になってきた。大根島では、由志園に寄ろうと思っていたのだが、このあと風雨が強くなる予報で、島に長くいたせいで、道路封鎖にあって島から出られなくなると洒落にならない。結局、中海の北半分をぐるりと回るだけで、玉造温泉へ戻ることを決定。松江市中海振興多目的施設(なかうみスカイポート)だけに寄り道して、玉造へ戻った。
※大根島付近での風は、台風西側に吹く、吹き返しの北風だった。このため、松江から大根島へ向かう海中道路では道路に向けて波が打ち付けていた。これを先に見てしまったので、島から出られるか不安になってしまったが、北風なので、中海の北岸側では波は全く高くなかった。隠岐で遭わなかった島流しに遭うかとビクビクしたのは杞憂だった。
夕食付きだったので、チェックイン開始の15時と同時にホテルへと入館した。
天候が悪いし、佳翠苑 皆美はとても居心地の良い宿だったので、ホテル滞在をとにかく長くしたが、台風は本当に韋駄天で、18時には玉造も雨がほぼ止んでしまった。
その日の夜はテレビに釘付けだった。
関空で、交通が寸断されていたのだ。滑走路は水浸しで飛行機は発着できず、船は波が高くて運航不可能。地上交通は橋が壊れて通行できない。出入り出来なくなってしまった空港島に多くの人が取り残されているという。要は島流し状態だった。
よく考えてみたら、関空だって立派な離島だ。離島に行くときは、特に天候が悪いとなれば、島流しに備え、事前に食料を多めに持ち込んだり、お金や服を多めに持ったりするだろう。関空もそれが必要だということだ。
自分はなんとか隠岐での島流しは逃れられたが、注目している空港でこんなことが起こってしまうとは何とも皮肉な話だった。
とりあえず、自分は無事に台風をやり過ごせた。
明日に期待しつつ就寝となった。
■今日の教訓!
・[大根島]風向きにより白波注意←海中道路では波が打ち寄せることも!
・[関空]よく考えれば離島です←島流し対策も万全にしておこう
■実際の旅程
09/04 TUE
玉造温泉10:00(レンタカー)→<島根観光>→11:00[出雲空港]
[出雲空港]12:30(レンタカー)→<島根観光>→15:00玉造温泉
(佳翠苑 皆美 宿泊)
2018年09月04日
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