■静岡空港(富士山静岡空港) 利用回復しついに大台突破、平成30年利用者は70万人超え
静岡県は16日、静岡空港(富士山静岡空港)の平成30年12月利用者数を発表しました。平成30年(1月〜12月)の年間利用者数は、過去最高を記録し、ついに大台の70万人を突破しました。
今回の発表で平成30年(1月〜12月)の年間利用者数が確定しました。最終集計で若干の誤差は出てきますが、毎月発表されている利用者数の単純合計は703,430人で、前年より44,410人(+6.7%)増加。暦年での過去最高を更新し、ついに大台の70万人を突破しました。
静岡空港では、平成27年に中国便が大幅増便したことにより利用者が急増し、年間利用者数が目標としている70万人に肉薄。その後の動向が注目されていましたが、平成28年、平成29年は中国便の減便が相次ぎ、利用者数は60万人台を推移していました。
静岡県は、静岡空港の年度利用者数目標を70万人に設定しています。旅客ターミナルビルでは、利用者増加も見越して始まった増築・リニューアルが今年春までに完了予定です。4月には運営の新しい民間委託も始まることになっており、年度利用者数も70万人を超えるか注目されます。
■平成30年の静岡空港利用者数 左から提供座席数、利用者数、利用率
1月 81,484席 49,702人(国内26,251人・国際23,451人) 61.0%
2月 76,580席 55,201人(国内28,846人・国際26,355人) 72.1%
3月 82,736席 62,878人(国内34,830人・国際28,048人) 76.0%
4月 87,692席 62,454人(国内36,210人・国際26,244人) 71.2%
5月 87,700席 59,533人(国内35,757人・国際23,776人) 67.9%
6月 83,450席 56,546人(国内31,865人・国際24,681人) 67.8%
7月 84,560席 60,557人(国内34,934人・国際25,623人) 71.6%
8月 89,675席 75,202人(国内48,499人・国際26,703人) 83.9%
9月 75,307席 52,094人(国内33,154人・国際18,940人) 69.2%
10月 82,518席 57,833人(国内36,435人・国際21,398人) 70.1%
11月 76,534席 57,000人(国内35,966人・国際21,034人) 74.5%
12月 81,216席 54,430人(国内31,430人・国際23,000人) 67.0%
合計※ 989,452席 703,430人(国内414,177人・国際289,253人) 71.1%
※合計は単純足し算で算出・比較しているため、最終確定値は変わる可能性あり。
4月から12月までの合計は748,988席 535,911人(国内324,512人・国際211,399人)と発表されています。
■平成30年12月の富士山静岡空港利用状況(静岡県公式サイト)
http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kisha18.nsf/c3db48f94231df2e4925714700049a4e/c982fc34da24d27f4925837b00044ad7?OpenDocument
2019年01月17日
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