2019年01月20日

成田_長野からバス乗継実験へ

■成田国際空港(成田空港) 長野からバス乗り継ぎを1か月間社会実験運行へ

国土交通省(国交省)は18日、長野発新宿行と前橋発成田国際空港(成田空港)行の2つの路線バス(高速バス)を活用した乗継利用の社会実験を2月21日から約1か月間実施すると発表しました。

国交省が実施を発表したのは、2つの高速バスを活用した乗継利用の社会実験です。
アルピコ交通と京王電鉄バスが運行する長野発新宿行から、関越自動車道高坂サービスエリア(SA)で、関越交通と千葉交通が運行する前橋発成田空港行に乗り継ぐ、成田空港へのアクセス交通で実験を行います。対象となるのは、長野駅発が4時30分〜10時発までの7便で、乗り継ぎ先は高坂SA発8時19分〜14時9分の6便です。高坂SAでの乗り継ぎ時間は、最短24分〜最長1時間39分。長野から成田空港への一方向のみの設定で、成田空港から長野への設定はありません。
実験期間は、2月21日から3月20日までの約1か月間。特設サイトでの予約が必要で、21日から予約が開始されます。

今回の実験は、「高速サービスエリアを活用した乗り換えサービスの普及を促進するため」に実施するもの。乗り継ぐことにより、長野→成田空港間は平均約30分程度の時間短縮が見込めるとしています。

この社会実験の事前の取り組みとして、プレ社会実験が昨年11月に7日間のみ実施されていますが、対象便数は3便のみ、参加にはプレ実験参加者(モニター)としての事前募集が必要でした。
今回は、便数が大幅に増え、誰でも利用できるものと、いよいよ本格的な実験運行となります。

現在、長野から成田空港へは夜行バスが1往復設定されているのみとなっています。
乗継利用で実質的な増便となるうえ、渋滞しやすい都心近くを通らずに時間短縮にもなることで、バスの利用が拡大するのか注目されます。

環状道路で高速バスをもっと便利に! 〜圏央道を活用した高速バス乗り換え社会実験を実施します〜(国交省公式サイト)
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_001121.html
高速バス乗り換え社会実験特設サイト
http://bus-norikae.jpn.org/
posted by johokotu at 19:00| 東京 ☁| Comment(0) | 成田国際空港(成田空港) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: