□JAL 新中長距離LCCはZIPAIR、中短距離2路線就航を発表
日本航空(JAL)が設立した新たな国際線中長距離ローコストキャリア(LCC)の準備会社ティー・ビー・エルは8日、エアラインブランド名を「ZIPAIR(ジップエア)」に決定、社名を株式会社ZIPAIR Tokyo(ジップエア トーキョー)に変更したと発表しました。
8日にティー・ビー・エルが発表したのは新社名とエアラインブランド名。新社名は「ZIPAIR Tokyo(ジップエア トーキョー)」、エアラインブランド名は「ZIPAIR(ジップエア)」に決定しています。合わせてロゴマークやブランドロゴ、コーポレートカラーも発表されました。コーポレートカラーは、メインカラーをグレー(Harmony Gray)、サブカラーをグリーン(Trust Green)にしたとしています。
8日、国土交通省に対し、航空運送事業許可申請を行ったとしており、2020年サマースケジュールから成田国際(成田)-バンコク スワンナプーム線、成田-ソウル 仁川線を就航すると発表されました。
ティー・ビー・エルは「アジア・欧米などの中長距離国際線に就航する」として設立されましたが、就航当初は、欧米路線は開設されず、近距離国際線に参入することになった模様です。就航が発表された2路線とも既に多数のLCCが就航しています。特に成田-ソウル線は、乱立気味の韓国系LCCが多数運航して本邦社は駆逐されています。中長距離用に機材や機内設備を用意する中での超短距離国際線路線、しかも競争の激しい路線への参入が成功するのか注目です。
JALが出資するLCCは、ジェットスター・ジャパン(JJP)に続き2社目。JJPは国内線LCCで、国際線は近距離を中心とした運航になっています。
■国際線中長距離LCCエアライン『ZIPAIR』が誕生(JAL公式サイト)
http://press.jal.co.jp/ja/release/201903/005096.html
■ZIPAIR Tokyo 公式サイト
http://www.zipairtokyo.com/ja/job/
2019年03月09日
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