特集 ニッポンの空港から振り返る平成二年
初めて一年通して平成となった二年目は、昭和から工事が進められてきた滑走路延伸が次々に供用開始となりました。前年に新区画に移転していた中標津空港(北海道)でもジェット化が完了しています。
さらに、宮崎空港(宮崎県)では、南国リゾートの玄関空港として様々な工夫を凝らした新ターミナルがオープンしています。
主要空港ばかりが注目される平成後半からは想像もつかないような、地方空港の新しい楽しみが広がった一年でした。
■平成二年 空港の主な出来事
03月:青森空港 滑走路2,500m化
03月:宮崎空港 滑走路2,500m化、新ターミナル開館
07月:鳥取空港 滑走路2,000m化
07月:中標津空港 滑走路1,800mでジェット化
12月:大阪国際空港 関西国際空港開港後も存続することが決定
12月:日本人初の宇宙飛行(秋山豊寛氏、旧ソビエト連邦(現・カザフスタン)の宇宙港バイコヌール宇宙基地から離陸)