2019年04月12日

空港から振り返る平成12年

特集 ニッポンの空港から振り返る平成十二年


平成十二年、山口宇部空港(山口県)と旭川空港(北海道)で新ターミナルがオープン。3月には天草飛行場(熊本県)が開場しました。
天草では、開場と同時に、天草エアラインが飛び始めます。利用があるかどうかも危ぶまれた地方の離島空港を地域コミューターで支えるひとつのモデルケースとなりました。

この年、三宅島で雄山が噴火しています。全島避難が行われ、8月に三宅島空港(東京都)が長期の一時閉鎖に入りました。
さらに、10月には鳥取県西部地震の影響で、美保飛行場(米子空港/鳥取県)が、滑走路に亀裂が入り、5日間も閉鎖を余儀なくされる事態に。
災害の影響が長引きました。

平常時も災害時も、それぞれの空港を運営する難しさを痛感する出来事が起こった一年でした。

平成十二年 空港の主な出来事
02月:女満別空港 滑走路2,500m化
03月:天草飛行場 開場、AMX 定期便就航
03月:東京国際空港 新B滑走路供用開始(2,500m)
03月:山口宇部空港 新国内線ターミナル開館、旧ターミナルを国際線ターミナルに変更
05月:旭川空港 新ターミナル開館
06月〜08月:三宅島空港 雄山噴火に伴う空港閉鎖開始(8月以降平成20年まで閉鎖継続)
07月:福島空港 滑走路2,500m化
07月:新東京国際空港 第1ターミナル第2サテライト開館
10月:美保飛行場 鳥取県西部地震の影響で滑走路に亀裂・閉鎖(5日間閉鎖)
11月:釧路空港 滑走路2,500m化

H12.jpg
天草に新しい空港が開港。同時に天草エアラインが就航しています。


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posted by johokotu at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◆その他の話題 | 更新情報をチェックする
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