□WORLD AIRPORT AWARDS 総合評価は羽田2位、中部6位に浮上
イギリスの航空リサーチ会社SKYTRAX社は27日(現地時間)、「The World's Best Airport 2019」を発表しました。東京国際空港(羽田)が「World’s Best Domestic Airports」で、中部国際空港(中部、セントレア)が「World’s Best Regional Airports」でそれぞれ世界一を獲得しました。
全分野における総合評価は、羽田が世界2位(昨年3位)、中部が6位(同7位)、成田国際(成田)が9位(同11位)、関西国際(関空)が11位(同13位)、福岡が67位(同100位)に評価されています。
羽田が国内線空港の総合評価「World's Best Domestic Airports」、中部がリージョナル空港の総合評価「World’s Best Regional Airports」でそれぞれ世界一に輝きました。
分野別の総合評価では、「World's Best Domestic Airports」の3位に大阪国際(伊丹)(昨年5位)、5位に鹿児島(同4位)、8位に熊本(同8位)が入賞しています。
部門別の評価では、成田が「World’s Best Airport Staff」(スタッフ)、羽田が「World's Best PRM / Accessible Facilities」(移動困難者のアクセシビリティ施設)と「World’s Cleanest Airports」(清掃)、関空が「World's Best Airports for Baggage Delivery」(手荷物)と「World’s Best Low-Cost Airline Terminals」(格安ターミナル、第2ターミナルが受賞)でそれぞれ世界一となっています。
※「World’s Best Airport Staff」は羽田3位、中部4位、関空6位、「World's Best PRM / Accessible Facilities」は成田2位、関空3位、中部6位、福岡7位、伊丹10位、「World’s Cleanest Airports」は中部2位、成田5位、関空9位、「World's Best Airports for Baggage Delivery」は成田2位、羽田3位、中部4位、「World’s Best Low-Cost Airline Terminals」は成田2位(第3ターミナル)など多数の項目で日本勢が上位を占めました。
今回の評価は、世界の空港について7か月に渡る利用者調査で比較されたもの。
2019年の総合評価は、シンガポール・チャンギ空港が7連覇を達成。3位はソウル・仁川国際空港(韓国)、4位はドーハ・ハマド国際空港(カタール)でした。
■The World’s Best Airports in 2019 are announced(SKYTRAX公式サイト(英語))
https://www.worldairportawards.com/worlds-best-airports-announced-2019/
2019年03月29日
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