2019年04月23日

空港から振り返る平成23年

特集 ニッポンの空港から振り返る平成二十三年


平成二十三年は、東日本大震災が、最大の出来事でしょう。
未曾有の大災害の影響は、空港も例外ではなく、東日本の多くの空港が影響を受けました。地震直後は東日本の空港が軒並み運用をストップ。特に、仙台空港(宮城県)は津波により冠水し、旅客便は4月まで運航が止まりました。
鉄道や道路が広範囲に被害を受けたため、山形空港(山形県)や福島空港(福島県)、花巻空港(岩手県)などでは、人やものを運ぶために多くの臨時便が設定されました。

実はこの年は、元日から豪雪で美保飛行場(鳥取県)が一時閉鎖、1月には新燃岳の噴火で宮崎空港(宮崎県)発着便に影響が出るなど、災害が目立った年。災害と空港の在り方を深く考えることになった一年でした。

空港としての大きな動きは、12月に長崎空港(長崎県)のA滑走路地区(旧ターミナル地区)が大村飛行場として分離されています。

平成二十三年 空港の主な出来事
01月:美保飛行場 23年豪雪で元日から閉鎖(3日再開)
01月:宮崎空港 新燃岳噴火で旅客便運休
03月:東日本大震災で東日本の多くの空港で閉鎖など影響(仙台空港冠水・福島空港管制塔破損・百里飛行場ターミナル天井板落下 等)(リンク先は5年目の特集ページに飛びます)
03月:YCAT チェックイン手続廃止(国内のシティエアターミナルからチェックイン手続施設消滅)
07月:東京国際空港 船着場開場(11月にターミナル開館、平成26年に定期便就航)
12月:長崎空港 A滑走路を大村飛行場として分離
12月:青森空港 レンタカーターミナル開館

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仙台空港は東日本大震災の津波で冠水。懸命な復旧作業の結果、1か月で航空便が暫定復活しました。

特集:ニッポンの空港から振り返る平成
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posted by johokotu at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◆その他の話題 | 更新情報をチェックする
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