特集 ニッポンの空港から振り返る平成二十九年
平成が終わることが確定した平成二十九年は、関西国際空港(関空)での新ターミナル(元々第3ターミナルとして計画され、第2ターミナル(国際線)としてオープン)開業から幕を開けました。このターミナルでは、日本初となるウォークスルー型免税店が登場(ウォークスルー型売店は徳島空港等に先例あり)。保安検査場にはスマートセキュリティを採用し話題となりました。
2月、中部国際空港(愛知県)がリージョナル空港としては世界で初めてSKYTRAX社の空港評価で5つ星を獲得します。サービスでの高い評価が注目されました。
そして、9月には成田国際空港(千葉県)で日本初の到着時免税店がオープン。世界でも拡がりを見せる免税制度の新しい形は、訪日外国人増加とも相まって、その後、各国際空港に拡大していきました。
平成二十九年は、大きな空港で、日本初の空港サービスが次々に生まれた一年でした。
→2017年勝手に10大空港ニュース
http://johokotu.seesaa.net/article/455703489.html
■平成二十九年 空港の主な出来事
01月:関西国際空港 新ターミナル開業(第2ターミナル(国際線))
02月:中部国際空港 SKYTRAX社空港評価 リージョナル空港世界初の5つ星獲得
03月:帯広空港 国際線施設新設(増築)
03月:各空港 保安検査場へのボディスキャナー設置開始
07月:全国27空港 訪日誘客支援空港に認定
09月:成田国際空港 日本初の到着時免税店開業
11月:名古屋飛行場 空港前に二つの大型航空系ミュージアムが開館(MRJミュージアムとあいち航空ミュージアム)