□東京五輪の聖火リレールート概要発表、静岡空港や一部空港付近等を通過へ
公益財団東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は1日、東京2020オリンピック聖火リレールート概要を発表しました。聖火輸送には飛行機も使われるため、空港を通過することも期待されています。
東京2020組織委員会が発表したのは、東京2020オリンピック聖火リレールートの概要。2020年3月26日に福島県のナショナルトレーニングセンターJヴィレッジでスタートし、7月24日に東京都庁でゴールするまで、日本全国857市区町村を121日間をかけて回ります。
このうち、北海道は北端の稚内から東端の根室、南側の函館まで広大な範囲を2日間で回るほか、東京都や新潟県、島根県、長崎県、鹿児島県、沖縄県では離島での開催も決定。これらの長距離短時間での聖火輸送には飛行機も使われるため、空港が活用されることも期待されています。
ギリシャ・アテネで採火された聖火は、3月19日に現地を出発し、翌20日には日本に到着します。この際は、宮城県航空自衛隊松島基地に到着するため、日本入りには空港は活用されない予定です。
詳細ルートはまだ発表されていませんが、静岡県の静岡空港(富士山静岡空港)が唯一空港として通過することが発表されています。
また、空港のすぐそばとしては、仙台空港近くの千年希望の丘(宮城県)、成田国際空港近くの三里塚さくらの丘(千葉県)、隠岐空港近くの西郷岬灯台(島根県)、上五島空港近くの頭ヶ島の集落(長崎県)を通過することが決定。三里塚さくらの丘は「世界各国の航空機を間近で見られる」とPRされています。
■東京2020オリンピック聖火リレー 聖火ランナー募集概要・聖火リレールート概要・聖火ランナーユニフォームを発表!(東京2020組織委員会公式サイト)
https://tokyo2020.org/jp/news/notice/20190601-01.html
2019年06月02日
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