成田国際空港(成田空港)は19日、一部航空会社の国際線・国内線手続きで自動手荷物預け機を本格導入すると発表しました。
本格導入は今年夏から。第1ターミナル南ウィングから整備を開始し、来年夏までに全ターミナルに合計72台を本格導入するとしています。
自動チェックイン機と自動手荷物預け機を集中的に配置するエリアを『Smart Check-in』ゾーンとして整備する予定。新しく整備する自動手荷物預け機は、第1南ウィングに20台、第1北ウィングに8台、第2ターミナルに28台、第3に16台を設置します。第3は国際線と国内線、それ以外は国際線での導入です。
利用できる航空会社は限られており、第1南は全日本空輸、ニュージーランド航空、スカンジナビア航空、エチオピア航空の4社、第1北はKLMオランダ航空、エールフランス航空、アリタリア−イタリア航空の3社、第2は日本航空、キャセイパシフィック航空、アメリカン航空、カンタス航空、エミレーツ航空、フィンエアーの6社、第3はジェットスター・ジャパン、ジェットスター航空の2社が利用できるとしています。
国内空港では、国内線手続きではANAが自動手荷物預け機を導入していますが、国際線手続きではまだ広がっていません。成田空港では、国内空港で初めてとなる国際線手続きでの自動手荷物預け機を一昨年から第1北ウィングに試験導入し、実証実験を行ってきました。
■成田空港の全てのターミナルで『Smart Check-in』が今夏より順次スタート! 〜自動手荷物預け機の本格導入により、ファストトラベルを推進〜(成田空港公式サイト)
https://www.naa.jp/jp/20190819-smartcheckin.pdf
ラベル:成田