■2019.09.06 出発前日
■台風のせいで、行くも地獄、行かぬも地獄に、、、
今回は旅行前から困った事態になった。台風の影響を受けることになってしまったのだ。
ということで、特別に一日分多く、出発前日の金曜日の話からスタート〜〜。
旅行の一週間ほど前に沖縄の南で台風13号が発生して北上。ちょうど旅行初日にぶち当たりそうなタイミングになった。さらに出発三日前にグアム沖辺りで台風15号が発生してしまった。
台風15号はまだまだ南にあるので、どうせ近づくのは来週中旬位だろうと思っていた。心配なのはとにかく13号の動きだった。
予報の進路を毎日のように確認していると、13号は九州と中国大陸のちょうど中間辺りをそのまま北上し、東へは折れ曲がらないようだ。これなら、旅行初日に鳥取に最接近はするものの、かなり離れているので、飛行機の運航にまでは影響はなさそうだ。
出発2日前の木曜の時点で、13号がこの動きなら台風の影響は回避できたと思っていた。ところが、15号が相当な韋駄天で、旅行二日目昼〜翌日昼に、東海地方に直接上陸するとの予報になってしまった。
予報通りだとすると、帰りに電車の計画運休などを受け、帰ってこられなくなる可能性が高くなる。しかし、行きの飛行機は、台風13号はうまく避けてくれ、台風15号はまだ南の沖合い遠く離れたところにあるから、台風の影響は全くない。このため、台風を理由にしたタダ払い戻しができない状態に陥ってしまった。
飛行機を往復予約していれば、帰りが台風の影響を受けるなら、行きの分から払い戻しできる。しかし、今回は、飛行機と鉄道を組み合わせた旅程にしていたので、帰りの台風を理由とした払い戻しは不可能だった。
行くも地獄、行かぬも地獄とは、まさにこの事、と思えるような事態に陥ってしまったのだ。
※飛行機は直前予約だと値段が高い(その上好きな席を選べないなどデメリットだらけ)ので、だいぶ前に予約せざるを得ないが、当日の台風直撃など天候を読めないのが最大のデメリットだろう。
飛行機のキャンセル料を払うのも覚悟したが、よくよく考えてみると、15号は韋駄天なので、近付くのも早いが去るのも早いはず。普通の台風なら24時間くらいの影響を覚悟すべきだが、今回は、韋駄天ゆえに影響はせいぜい12時間程度の可能性が高い。それなら、なんとか時間を調整できるはずだ。
ちょうど月曜日に有休を取っており、18きっぷも三枚分余っている。そこで、台風の動きに合わせてトータル三日で考えて、最も危なくない時間帯を見極めて東京に帰る行程にすることにした。最悪なのは、台風がカーブする際にスピードが落ちてしまい、月曜日に丸一日影響があることくらいだ。
君子危うきに近寄らずだから、飛行機がタダ払い戻しできるなら、旅行に行かないのを第一優先に、前日金曜日の夜を迎えた。
■台風進路予測は変わらず右往左往、、、
前日の金曜日夜の時点で、13号の進路は変わらず、15号はまだ近くないので、翌日土曜日の天気は、羽田、鳥取ともに非常に天気の良い予報だった。このため、既に日曜日の羽田発着には条件が付いていたのに、土曜日の鳥取までの飛行機には条件は一切付かなかった。これでまずはタダ払い戻しが出来なくなった(結局翌日の出発時になっても条件は付かなかった)。
一方、15号は上陸が日曜日夜の予報になった。台風は予報より早く抜けることが多いので、日曜夜に帰るのは不可能に近い。特に東海道本線は海沿いを通るから、運休になりやすいし、足止めを食らったらホテルを確保できるかも微妙だ。しかし、動きをよく考えると、台風は未明〜朝に通過しそうだから、通過後の月曜日は午後になれば問題なくなりそうだ。
そこで、三日間のフル行程にすることをほぼ確定し、とにかく旅に行くことに決定。初日は鳥取→但馬→関空、二日目は大阪周辺〜中部、三日目はどこも寄らずに帰る(関空から始発に乗ると東京到着は17時頃)行程を組むことにした(もちろん台風のスピードが遅くなれば予定通り二日目に帰るし、台風が西にずれれば二日目に広島辺りへ逃げることも加味していた)。
こうして、不安なまま、当日の朝を迎えることになった。
■今日の教訓!
・航空予約は天候に注意←片道か往復かは払い戻し条件で結構重要です
■実際の旅程
09/06 FRI
旅行前日
ラベル:台風