■2019.09.07 (自宅)→東京国際→鳥取→但馬→関西国際
■あっちもこっちも障害ばかり
台風のせいで不安なまま、出発当日の朝を迎えた。
天気予報を見ると、台風の動きは、進路も時期もあまり変わっていなかった。このまま予報通りなら三日目には普通に戻ってこられるので、予定はそのままで、旅行に行くことを決定した。
まずは、朝イチの飛行機搭乗だ。
六時台後半の飛行機なので、京急線の始発で行けば、ある程度余裕で着けると考えていた。しかし、京急線は、なんと神奈川新町でトラックと衝突事故を起こして木曜日から京急川崎以南が運休していた。
再開予定は、当初は金曜日の夕方との報道もあったがあっさり公式サイトで否定されており、前日の駅の張り紙だと土曜日の始発から再開を目指すとされていた。京急は人身事故とかの復旧も現場検証を待たずにペッぺと片付けてかなり早く復旧するなど、スピーディーさはよく知られている。しかし、今回はそう簡単にいきそうもない。素人目で見ても恐らくはそれまでの再開は無理だろうと判断。安全策をとり、一時間早起きして、蒲田まで京浜東北線に乗ることにしていた。
朝起きてから京急のサイトを見たら、案の定、再開は間に合っておらず、昼頃復旧を目指すと後退していた。
こういうのは、安全に関わることでもあるし、少し長めに言っておいて、頑張って早く復旧しましたと言う方が、好印象だし、お客としては助かるんだけど、、、。関西国際空港のタンカー衝突事故で国土交通大臣の突き上げがあって以降、「上様が早くしろと言ってんのになぜ出来ない?現場はつべこべ言わずに復旧を早くすると言え。」的な空気になっているのは何だか残念だ。もしも、前日の駅張りの情報を信じて、時間通り、京急線の駅に行っていたら、飛行機に乗り遅れたかもしれなかった。
蒲田からはシャトルバスを利用する手もあるが、バスだと国際線でぐるぐる回って時間もかかる。
京急空港線は前日も次から次へと運行していた。京急蒲田から空港線内がほぼダイヤ通りの運行なら、始発は5時19分発のはず。
そこで、バスを完全無視して京急蒲田まで歩き、空港線の始発に乗り込んだ。
始発はやはり5時19分発だった。
そうやって意外と早く着けたのに、空港では、自動チェックイン機が反応せずにチェックインの列に並ぶ羽目になった。ホステスか何かと勘違いしてダベりかけ続けることで係員の集中力を割く客や、預ける手荷物が多い人など、手続きに時間のかかる客が大勢おり、さらには手続き締切ギリギリで先に通される客もいてなかなか先に進まない。やっときた自分は、手荷物も預けないので、1分かからず手続きが終わってしまい、不公平感だけが残ってしまった。
※今回、自分の運賃が国際線用運賃だったために、国内線の自動チェックイン機で受け付けてくれなかったようだ。そもそもこういう場合でも自動機を使えるようにしてほしいし、窓口は、そういう風に自動機がシステム上使えない人を優先してほしいと感じてしまった。自動機を使えるのに使わない人で混雑するのは非常に困るし、締切時刻ギリギリなんてのは、その人が来るのが遅いだけなのだから、、、。
比較的余裕があると思っていたが、搭乗手続きに時間がかかったのに加えて、69番という最遠の搭乗口になってしまったので、ほとんど待つことなく、あっという間に搭乗になってしまった。あっちもこっちも障害だらけといった感じだった。
今回も南ピアからの出発で、北側の別棟には行くことができなかった。
■台風の影響は当然飛行にも、障害は続く
飛行機はほぼ満席だった。さすがは土曜の朝イチ便だが、機材小型化の影響が大きそうだ。
鳥取までは思っていたよりもあっという間で、ベルト着用サインが消えて少し経ってからトイレに行ったら、すぐに着陸態勢になった。10分後にシートベルト着用サインが付きますとの案内の放送が入ってから団体が四人ほど連れションしていたこともありトイレは混雑。ポーンと鳴るまでが思ったより早く、トイレに行こうとした別の一人が断られた位だった。中型機なので、後ろに一つしかトイレがないのも混雑の原因だったようだ。
で、ベルト着用サインが付いて暫くしたら、機体が揺れ始めた。
あー、台風の風だ。
今回、台風の直接的な影響はなかったが、何せ台風の東側だから、西側よりは風雨が強いはずと思っていた。だから、正直、あまり乗りたくなかった(=まさに飛行機に乗るときの精神的障害)。鳥取は海沿い空港だし、大揺れするだろうなあ、と不安だったのだが、まさにその状態になってしまった。雨は避けられたが、風は避けられなかったのだ。
ほどなくしてゲロりそうになった。久しぶりにゲロ袋を手に取り、息を潜めていたのだが、少しカクンとなった瞬間に声を出す客がいる。えーえー、声出す余裕があるなら、ジェットコースターみたいに楽しめるだろうが、こっちはその声に驚くことで、止めていたものが出そうになるから、ホント止めてほしい(ホントに怖い時って声なんて出ないし、、、)。昔は、多少の揺れで声出す人ってあまりいなかったと思うんだけど、最近は、水平飛行中がほぼ揺れないせいか、あるいはジャンボばかり乗ってきた人たちなのか、なんとなく、声を出す人が多くなった印象だった。
揺れている時間が短めだったので、何とか持ちこたえられた。風向きの関係か旋回しての西側からの着陸だったので、より揺れてしまったようだ。今回は「揺れても飛行の安全性に問題ありません」のCAアナウンスがなかった代わりに、最後に珍しく機長アナウンスがあり、台風の影響で風が強かったことが伝えられていた。こういうフォローがあるのは好印象だった。
■コナン一色の鳥取は見学客が多すぎる
鳥取空港は、約9年ぶりの訪問だ。少し時間がかかってしまったが、砂丘コナンの愛称が付いてから初めての訪問となった。
美保(米子)が内装を鬼太郎仕様にしたときはゲゲゲと思ったものだが、そっちはまだ序の口だった。
鳥取は内装に加えて、専門のグッズ販売店を開設。さらにBGMまでコナンのテーマを流し、謎解きコーナーも設けているなどかなりの力の入れようだった。ベストな内装の真実はひとつとは限らないんだろう。
降りた直後の搭乗橋から装飾が始まっているので、カメラを持った若者が立ち止まってなかなか進まない位だった。
なんとも毎週のように事件が起きそうな空港だが、全く怖さはなく、楽しめる撮影スポットが随所にあるので、到着したお客はそのまま暫く滞在する人も多い。メインの巨大トリックアートには撮影の列ができるほどだった。
このため、すぐに館内撮影に入れなかった。見物客が多すぎなんて、地方空港ではまず見られない。空港見学者にとっては想定外の障害だ。まずは外回りから調査し、館内の調査は到着客が捌けてからになった。そもそも二階にある売店・飲食店の半分以上は10時頃の開店で、それまではほとんど画にならないので、館内でブラブラして時間を過ごし、ゆっくりと館内調査を続けた。
10時前頃に国際線の団体客が増えてきた。撮影スポットは、国際線カウンタのすぐ脇にあり、大荷物を持った客ですぐに混雑した。人が少ない時間帯に何とか撮り終えていたが、調査を少し遅くしていたら、人だらけになるところだった。
※ちょうど国際線利用の団体客が到着する時刻に合わせて「空の駅女子会」なるおば様集団が、インバウンド向けのイベントを開催していた。こうやって空港を拠点に盛り上げる集団がいるのは、元・空の駅情報館管理人としては、嬉しい出来事だった。
10時の店舗開店と同時に残っていた調査を素早く済ませ、10時過ぎに鳥取空港を出た。
空港口のバス停を確認しつつ、約20分歩いて鳥取大学前駅へ向かった。
■まさかの障害、レンタサイクルがなくなった豊岡駅
鳥取大学前駅からは、11時発の鈍行に乗り込んだ。
乗った電車は先週も羽越本線で乗ったキハ47系だった。新潟では引退間近らしかったが、西日本旅客鉄道ではまだまだバリバリの現役。あまり乗ったことのない車両だが、今回の18きっぷ利用では、乗車頻度の高い列車となった。
十分ほどで到着する鳥取駅ではわずか一分乗り継ぎで、正面ホームに止まっていた一両編成の電車に移動となった。
が、乗り込んだら白人の外人で大混雑していた。インバウンド誘致に積極的な岩美町へ向かう人たちのようで、数駅で降りていったが、こんな田舎のローカル電車で白人を見るのはとても驚きだった。空港でのおもてなしといい、地方にもインバウンドの波が到来していることを強く実感することになった。
鳥取からは途中一回乗り継ぎを挟んで豊岡まで2時間弱で移動できた。
豊岡で電車を降りたら、台風13号によるフェーン現象の影響で、今にも熔けそうな暑さだった。これから利用するレンタサイクルは、完全な熱中症警戒だ。
そこで、まずは駅前コンビニで飲み物だけを確保してから、これまた駅前にある観光案内所へレンタサイクルを借りに向かった。前回訪問時もここでレンタサイクルしたので、同じ動きになる。
ところが、観光案内所で話をしたら、なんとレンタサイクルの取り扱いを止めてしまったという。こんなところにも障害が出てくるとは、、、。
代わりのレンタサイクルは、街中には、カバンストリートにある、駅から一キロ強離れた駐車場でしか扱いがないという。ネットで調べると5台しかないらしい小規模店。借りられないリスクが大きそうだ。
豊岡駅から空港までは約八キロ、車なら10分強の距離しかないのだが、山の中にポツンとあるため、ここから空港まではアクセスが貧弱だ。唯一の公共交通機関であるバスは、駅から空港行が一日三便しかなく、ちょうど良い時間帯の便がなかった。このため、雨の日は、空港までの距離が五キロ強に縮まるひと駅先の国府駅から往復歩くことも考えていた。
しかし、今日は晴れていたため、何にも考えずに豊岡駅で降りてきたのだ。
チャリが満車の時はレンタカーかタクシーで行くしかない。いずれも値段が高いので、なんとしてでもチャリを確保しようと、当該駐車場へ急いで向かった。
駐車場までは、せっせと歩いて15分ほど。暑すぎのせいか、心配をよそに、まだまだチャリは残っていた。
もしもチャリが残っていなかったら、ひと駅先まで電車に乗るのが正解だったので、なんとか難を逃れた感じだった。
チャリは三時間貸し出しとし、13時45分頃に街をスタートした。街から空港までは、チンタラ走っても30分くらいの距離だが、今日は暑すぎて、こいでもこいでも先に進んだ感じがしない。
特に後半3キロほどの登りが、じみ〜にきつかった。坂道がきつくて、こいで登れないから、少し歩いては、休んで、水飲んで、の繰り返し。しかも、息が切れ切れだから、水が飲みにくい。ヒーヒー言いながら登ることになった。
結局、空港には14時半過ぎてからの到着になってしまった。
それにしても暑すぎで疲れ果てた。熱中症厳重警戒日で、さっき買ったばかりのペットボトルはすでに空となってしまった位だ。
汗ダラダラのままターミナルに飛び込むと、すぐに喫茶へ。活力を得るために敢えてカレーを注文。飲み物をガブ飲みし、まずは昼飯を済ませて、体調を落ち着かせた。
※喫茶は、ご当地系などの珍しいメニューはなく、ごく普通のラインナップだった。カレーは意外と値段が高く、やや仕方なく注文した。しかし、ミニサラダに、冷奴、果物も付いており、バランスのとれた構成。熱中症厳重警戒中には最適な注文品だった。
■結局今日は関空へ
但馬飛行場では、館内撮影と滑走路挟んだ反対側の公園を見学。少し滞在時間を食ってしまったが、16時前に空港を出られた。
来るときに小一時間かかったので、16時45分までに返せるか不安だったが、空港からは最初の3キロは下り坂。さっき上りで30分くらいかかった道のりを、5分ほどしかかからず走破。時間が少しあるので、日本一の発着回数を誇る公立豊岡病院のヘリポートを見る余裕もあり、レンタサイクルをやっている駐車場に到着したのは16時半頃だった。
そこから、再び歩き、17時前には豊岡駅へ戻れた。
帰路は全く障害なく来られた。
ここで時間があったので、翌日の動きを確認した。
まず天気予報と現況を確認すると、台風は明日夜に東海から関東にかけて上陸で変わらなかった。月曜昼には茨城県沖に抜けている予報だったので、東京に帰るのは、明日夜ではなく、明後日午後にすることを最終確定した。
となると、明日どこで時間を潰すか決める必要がある。
当初予定の中部国際でも良いが、それだと、三日目の帰りが早くなりすぎ、台風の影響を受けやすくなる。中部は三日目に寄ることにして、二日目は周辺空港訪問を画策した。
大阪三空港(関西国際(関空)、大阪国際(伊丹)、八尾)と神戸が手っ取り早いが、大阪には比較的来やすい。そこで、今日これから折角関西の西寄りを通ったり、若狭湾側に抜けやすかったりすることもあり、近年行けていない福井、岡山、高松、徳島へ行くのも検討した。
ちなみに、大阪圏四空港は、関空は泊まれば調査できる。神戸と伊丹は昨年、今年と利用したばかりで、大きな変化がない。残りの八尾も定期便が飛んでおらずに変化があまりないから、いずれもあまり行きたい気がなかった。少し離れている南紀白浜も一昨年行ったばかりだ。
となると、大阪圏以外の空港に行く方が良さそう。検討をした四空港は、いずれも長年行けておらず、ちょうど良い訪問先だ。徳島(増築済)>高松(民営化)>岡山(桃太郎化)>福井の順で行きたいところだった。
18きっぷで回るなら、明日は関空発関空帰りとなる。
18きっぷでの行きやすさは、四国二空港は瀬戸大橋を渡らざるを得ず、大回り経路になるため、岡山>福井>高松>徳島で、行きたいところとはミスマッチだった。岡山と高松の2空港はセットでギリギリ行けそうだが、どうせ岡山、高松、徳島なら三空港とも行っておきたいところだった。
18きっぷで3空港に行けない最大の原因は、関空発着だからで、これを岡山宿泊などにすれば、3空港をギリギリ行けそうだ。しかし、その場合はホテル代がかかる。その分を浮かして効率よく回るなら、レンタカーを借りて車中泊にすれば、夜の間に移動も宿泊もできて一石二鳥だ。そこで、急きょレンタカーを借りることを検討した。
しかし、これがうまくいかない。
まず姫路〜神戸にかけてで検索をかけたが、まず、そもそもその辺りを通過する時間帯まで開いてる店舗がない。大阪方面まで拡げてみても、新大阪と西宮辺りの店が一件ずつ深夜まで開いている店としてヒットしただけだった。しかも、新大阪は満車、西宮はデカイ車しか空きがなく、値段が一万超えと高額。
結局、岡山、高松辺りまで足を伸ばすのは断念した。
となると、明日は福井かなあとぼんやり考えながら、明日どこに行くかは決められなかった。
ただ、レンタカーを確保できなかった時点で、今晩は、深夜調査を兼ねた宿代わりの関空野宿が確定。今日は、深くは考えずに、とりあえず関空を目指すことにした。
レンタサイクルは、駅からかなり離れた街の東側にある「Toyobra」という売店兼観光案内所で貸し出しが行われていた。自転車はVelo MICHELINのスタイリッシュなもので、導入当初は結構話題になっていたようだ。
■鉄道はほとんど空席のち混雑
豊岡から乗った17時33分発の列車は、今日関空まで行ける最終接続便だ。豊岡からは、和田山、寺前、姫路、大阪と乗り継いで行く。
豊岡から大阪方面へは、和田山から山陰本線へ抜けて京都から東海道本線を下るパターンや和田山から山陰本線をしばらく進んだ福知山から福知山線に乗り換え尼崎経由で向かうパターンなどが考えられる。播但線経由は、真っすぐ南下して姫路へ出てそこから東進するので、少し遠回りに見えるものの、東海道本線区間がぶっ飛ばすので、この便に接続する電車では、姫路経由が最も早く行ける経路になっていた。
車内は、豊岡出発の時点では部活帰りの高校生などで混雑していたが、駅ごとにお客さんはどんどん減少。それほど遅い時刻ではなかったが、姫路まではあまり乗客はおらず、完全にローカルな旅行だった。
姫路からは一気に都会になり、長大編成の電車に。それでも、夜の上り電車なので、あまり混雑はせずに大阪までは比較的快適に来られた。
しかし、大阪からの阪和線区間は夜の下り便で、関空快速はとにかく混んでいた。大阪環状線区間は混雑が特にひどい状態で、車両に入るのもひと苦労なほどだった。鳳辺りまでは座ることはできなかったが、その後は駅ごとに空きはじめ、日根野でほとんど客がいなくなった。
関空は24時間空港だが、飛行機の深夜便は無いので、こんな時刻に関空まで行く人はほとんどいないようだった。
■ホテル代わりで混雑する空港
関空には22時半に到着した。
問題だったのは夕飯の確保だった。ほとんどの店が閉まってしまっていて、大阪名物は確保できなさそうだったからだ。
閉店準備をしていた案内所のおねえさんにファーストフード位しか開いてないのか?と尋ねたら、「マクドとすき家位ですね」と残念な返事(でもマックじゃないので関西っぽい会話!)。結局、エアロプラザの松屋で平凡な食事になってしまった。
食事を済ませてから館内の詳しい調査を始めた。
この空港は、野宿客に至れり尽くせりなので、利用者側も慣れたものだ。ホテル代を浮かしたい人が多いのだろう。まだまだ大阪市内に出られる時間なのに、多くの客が既に居座っていた。
今回が二度目となる関空の深夜滞在。前回はなかったカプセルホテルがオープンしたあとに利用動向がどのくらい変化しているかの調査も兼ね、第1ターミナルとエアロプラザのみだが調査して回った。
しかし、お客さんの利用動向は、前回とあまり変わっていなかった。
23時頃には、第1ターミナルのリフレッシュルームが早くも満室に。シャワーだけの利用も含めて朝まで完全満室だったのは前回と同じだった。
野宿客の利用密度が非常に高かったのがエアロプラザの待合室で、こちらも前回と変わらず。23時頃の時点で待合室内は既に空きがない状態だった。充電も横に寝られる椅子も確保でき、シャワールームが隣接、24時間営業店舗もすぐそこ、そして何より空調の効きが良すぎと野宿するのに最適空間だから、相変わらず人気が高いようだ。
次に利用が多かったのが第1ターミナルの2階。それとエアロプラザの第2行きバス乗り場への出口付近。いずれも充電はできないが、天井が低く、横になれる椅子がある。
人気がないのが、第1ターミナルの1階と4階であるのも、前回と全く変わらなかった。いずれも天井が高い(=空調の効きが悪い)という共通点がある。1階は充電スペースはないが横になれる椅子。それでもあまり人はいなかった。4階は椅子が一席ずつに区切られたものに変更されて寝にくくなり、さらに人気の無さに拍車がかかっていた。
唯一前回と異なったのが、3階のエスカレータ脇のソファ。貴重な横になれる柔らかい椅子なので、前回は22時頃には埋まっていたが、今回は24時くらいまでは利用がなかった。
24時頃にシャワーだけでも浴びようと、エアロプラザのシャワールームに行ってみたものの、数人が列を作っていたので利用を断念した。
それにしても、何でこんなにホテルを取っている人が少ないのかと不思議になるぐらい深夜滞在者が多い。そもそもエアロプラザって、ホテル棟なはずなのに、野宿客が集まるとは、、、。そのほとんどは遅延などで仕方なく空港に野宿しているのではなく、何時間も前から空港に来ている確信犯だ。
このため、22時過ぎてから空港に入った時点で、席取りは完全に敗者だった。
自分は、早朝の調査を開始するまで仮眠は取りたい。しかし、この先旅行がまだ二日間あるのと、台風情報を調べるために携帯を多用する可能性が非常に高いことから、今晩は携帯の充電ができることが最優先。人気のない4階で変な体勢で横になりながら充電・仮眠するスタイルをとった。
早朝出発便は第2しかないため、搭乗客はほぼいなかったが、天井の大規模工事を行っていてうるさく、体勢の影響もあって何度も寝ては起きるを繰り返した。4階は決して快適にいることはできない感じだった。
なんだかDREAMSを見ているのか見ていないのか分からないまま、夜が更けていった。
■今日の教訓!
・朝から運休には要注意←乗り遅れになるので時間には余裕を持って
・朝から行列には要注意←乗り遅れになるので時間には余裕を持って
・国際線運賃には要注意←自動機が使えない場合があります
・[鳥取]コナンを撮影しよう←各所に撮影スポットがあります
・豊岡レンタサイクルは要注意←数が少なく駅から遠いです
・[関空]野宿するならお早めに←皆考えることは一緒です
■実際の旅程
09/07 SAT
自 宅04:30(JR東日本 京浜東北線等)→05:00蒲 田 駅
京急蒲田駅05:19(京浜急行電鉄 空港線)→05:29[東京国際空港]
[東京国際空港]06:40(ANA293便)→07:55[鳥取空港]10:00(徒歩)→10:30鳥取大学前駅
鳥取大学前駅11:00(JR西日本 山陰本線)→11:08鳥 取 駅
鳥 取 駅11:09(JR西日本 山陰本線)→11:52浜 坂 駅
浜 坂 駅12:07(JR西日本 山陰本線 快速)→13:16豊 岡 駅
豊 岡 駅13:20(徒 歩)→13:50豊岡市内Toyobra
豊岡市内Toyobra13:50(レンタサイクル)→14:45[但馬飛行場]
[但馬飛行場]15:45(レンタサイクル)→16:30豊岡市内Toyobra
豊岡市内Toyobra16:30(徒 歩)→17:00豊 岡 駅
豊 岡 駅17:33(JR西日本 山陰本線)→18:06和 田 山駅
和 田 山駅18:25(JR西日本 播但線)→19:19寺 前 駅
寺 前 駅19:25(JR西日本 播但線)→20:09姫 路 駅
姫 路 駅20:16(JR西日本 山陽本線 新快速)→21:18大 阪 駅
大 阪 駅21:25(JR西日本 阪和線他 関空快速)→22:30[関西国際空港]
(関西国際空港 調査見学兼ねた空港内野宿)