■北海道七空港 特定運営事業等の実施契約を締結、選定結果も発表
国土交通省(国交省)と北海道、旭川市、帯広市は10月31日、北海道内7空港の運営委託に関して、それぞれが北海道エアポートと実施契約を締結したと発表。あわせて選定結果(更新版)と審査講評を発表しました。
国交省をはじめとする関係各社が発表したのは、稚内、旭川、女満別、釧路、帯広、新千歳、函館の北海道内7空港で行われる特定運営事業等の運営権実施契約の締結。優先交渉権者の北海道エアポートグループが設立した特別目的会社の北海道エアポートと実施契約を締結したとしています。
今回の発表にあわせ、これまで発表されていなかった審査講評と優先交渉権者の選定結果(更新版)も発表されました。
契約期間は当初30年(令和元年10月31日〜令和31年10月30日、不可抗力等による延長5年以内)で、今後は、令和2年1月15日に7空港のビル施設等事業、令和2年6月1日に新千歳、令和2年10月1日に旭川、令和3年3月1日に稚内・釧路・函館・帯広・女満別について各空港の空港運営事業の開始を目指します。
今回民間委託の対象となっているのは、国管理空港が4空港(稚内、釧路、新千歳、函館)、地方管理空港(北海道管理)が1空港(女満別)、特定地方管理空港が2空港(旭川、帯広=旭川市管理と帯広市管理)の合計7空港です。管理者がそれぞれ異なるため、詳しい内容の公表は各管理者から行われています。
帯広市では市の広報誌広報おびひろ11月号で特集ページを組むなど、認知度向上も進められています。
■北海道内国管理4空港特定運営事業等に係る公共施設等運営権実施契約の締結等について(国交省公式サイト)
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku05_hh_000144.html
■女満別空港特定運営事業等に係る公共施設等運営権実施契約の締結等について(北海道公式サイト)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/kus/jissikeiyaku.htm
■旭川空港運営事業等に係る実施契約の締結等について(旭川市公式サイト)
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/kurashi/452/459/460/d067580.html
■帯広空港運営事業等に係る実施契約の締結等について(帯広市公式サイト)
https://www.city.obihiro.hokkaido.jp/shoukoukankoubu/kuukoujimusho/kukokeieikaikaku/keieikaikaku13.html
2019年11月03日
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