2019年11月07日

成田_基本計画53年ぶり改訂

■成田国際空港(成田空港) 基本計画を53年ぶりに改訂

国土交通省(国交省)は6日、成田国際空港(成田空港)の基本計画を改訂すると発表しました。

基本計画の改訂は、成田空港の更なる機能強化の合意内容に沿って行われるもの。現在の計画は昭和41年に定めたものを踏襲しており、改訂は、開港後初めてで、開港前以来53年ぶりとなります。

内容は、「横風用滑走路の計画を廃し、新たにB滑走路延長・C滑走路新設を行 ことに伴い、滑走路の配置・空港敷地の面積等に関する項目を改定」したとしています。
具体的には、旧計画で1060ヘクタール程度だった空港敷地が2600ヘクタール程度に倍増している他、昭和48年度末に全工事完成とされていた工事完成の予定期限を「滑走路等は令和12年(2030年)を目処に、
所要の諸施設はその後の需要に応じて順次」と変更。その他必要な基本事項に「空港の設置管理は、航空機騒音等による障害の防止、生活環境の改善等を着実に実施しつつ行う。」を加えるなどしています。

更なる機能強化については、今年3月に国、千葉県、地元市町、成田国際空港株式会社からなる四者協議会で、合意されています。
結局、昭和48年の全工事完成は実現しないまま、50年ほど遅れて内容が改訂されることになりました。

成田国際空港の基本計画を改定します〜成田国際空港の更なる機能強化に向けて〜(国交省公式サイト)
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku07_hh_000125.html
ラベル:成田
posted by johokotu at 20:00| 東京 ☀| Comment(0) | 成田国際空港(成田空港) | 更新情報をチェックする
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