■成田国際空港(成田空港) JR線空港第2ビル駅の二重改札は12月10日に解消へ
成田国際空港(成田空港)と東日本旅客鉄道(JR東日本)、京成電鉄、成田空港高速鉄道は22日、来月10日に空港第2ビル駅のJR東日本成田線側にある二重改札を解消すると発表しました。
二重改札が解消されるのは空港第2ビル駅。12月10日早朝より実施するとしています。
JR東日本成田線から下車する場合、現在は京成電鉄側との境界にある出口改札を通り、さらに京成電鉄利用者と一緒になった出口改札を通過するに段階での改札通過が必要になっています。
12月10日以降は、京成電鉄側との境界にある出口改札を廃止。現在のJR線入口改札を出入り可能にして下車経路をこちらの改札に変更し、1回の改札通過で改札外へ出られるようにするとしています。
第2ビル駅では、JR線コンコースと検問エリアの間に京成電鉄コンコースが存在し横切る必要がありましたが、検問が廃止となったことで、京成電鉄コンコースを横切る必然性がなくなっています。合わせて、JR線の下車旅客が通過する京成電鉄コンコースエリアは、京成本線乗下車客、成田スカイアクセス線下車客も通行する場所で、動線交錯も発生。最初の改札で切符を取り忘れる利用者もいるなどのいくつかの問題を抱えていました。
鉄道乗車の際の二重改札は、新幹線や私鉄特急の改札口などではよく見られますが、一般電車ではなかなか見られない方式です。海外では鉄道に改札自体がない国も多く、日本人ですら戸惑う方式が海外からの表玄関にあるのは、なんとも残念な状態でした。
■成田国際空港空港第2ビル駅のJR二重改札の解消について(成田空港公式サイト)
https://www.naa.jp/jp/20191122-JRnijyukaisatsu-.pdf
2019年11月23日
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