国土交通省(国交省)は26日、那覇空港で建設を進めている第二滑走路を来年3月26日に供用開始すると発表しました。
滑走路が増設されるのは那覇空港。第二滑走路(2,700メートル)で、現在の空港の西側(海側)で増設工事が進んでいます。
この滑走路の供用開始により、現在年間13.5万回の滑走路処理容量が年間24万回まで拡大するとしています。
滑走路の供用開始に先立ち、1月15日には現滑走路と第二滑走路の間に当たる西側ターミナル地域に建設している新管制塔を供用開始するとしています。
滑走路の完成で、那覇空港は滑走路が既存の3,000メートルの滑走路と二本化されます。
これにより、飛行場の滑走路規模としては、伊江島の飛行場群三本(伊江島空港1,500メートル1本、米軍基地用2本、ほかに着陸帯LHDデッキも有)、米軍の嘉手納飛行場二本(3,688メートル2本)に次ぐ、沖縄県第三位になります(空港では最大)。観光客の急増で発着が増えている航空便の混雑緩和が期待されます。
■那覇空港滑走路増設事業の供用について(国交省公式サイト)
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku06_hh_000028.html
ラベル:那覇空港