新年のご挨拶
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします
本年もよろしくお願いいたします
2020年(令和2年)、新年初日から「情報交通ホットライン」をご覧いただきありがとうございます。
新しい年は、いよいよ東京オリンピック・パラリンピック2020が開催されます。平和の祭典が、戦後三四半世紀となる年に開かれるのは何とも不思議な感じがしますが、日本の空港は、戦時中に開設された飛行場が元となっているものも多く、ひとつの節目の一年となりそうです。
オリンピック・パラリンピックで訪日客が増えるのを狙って日本各地の空港では増改築が目白押し。玄関口となる東京国際(東京都)を始め、大阪国際(大阪府)、福岡(福岡県)などでも完成が予定されています。
ここのところ毎年話題になる民間委託は、北海道で複数空港(稚内、旭川、女満別、釧路、帯広、新千歳、函館)の一括委託がスタート予定。まずはビル事業からとなりますが、国、道、市とバラバラな管理主体の七空港が一つの運営委託に変わります。
また、4月には熊本(熊本県)でも空港全体の委託が始まります。
航空会社関係では、スカイマークの国際線が本格化。フジドリームエアラインズは神戸拠点を開始しており、新興航空が拡大基調になってきました。完全に勢いを失っていた新興航空の大きな飛躍があるのか注目です。
格安航空会社LCCでは、Peach Aviation(APJ)とジェットスター・ジャパンが積極的な路線拡大を行うのかが見どころ。特にAPJは昨年バニラ・エアとの合併で路線数を減少させており、ひと段落して反転拡大に出るのか注目されます。動きの著しく鈍いSPRINGやエアアジア・ジャパンも規模拡大を期待したいところです。
毎年注視している離島空路は、まだまだ具体的な再開の動きがほとんどないのが残念なところ。粟国(沖縄県)や波照間(沖縄県)のほか、世界遺産で注目の上五島(長崎県)や空港設置を目指す東京都の小笠原諸島、ATR機国内導入で可能性が見えてきた佐渡(新潟県)などで就航があるのか注視していきたいですね。
「情報交通ホットライン 日本空港情報館ブログ」では、今年も、サイトを見た人が、空港を選んで行ってみたくなるような話題を提供できるよう努めていきます。
2020年は子年。小さな空港でも大繁盛する年になることに期待しつつ、今年もねずみ算的に更新を重ねていきます。
どうぞよろしくお願いします。
令和二年 元旦