2020年01月02日

◆2020年行きたい空港

■新年特集 2020年に行きたい空港はここだ!


日本全国に空港は100近くも整備されています。令和になって初めての新年特集は、今年注目されそうな空港を取り上げます。

1.美保飛行場(米子空港/米子鬼太郎空港)/鳥取県 中国四国エリア
子年に注目!
子年の注目空港と言えば、まずは美保飛行場(米子空港)です。名前から鼠(子)がある主食(米)な空港です。
昨年10月に改装された旅客ターミナルにはねずみ男の装飾も。地方では非常に珍しい空港駅がある境港線には、ねずみ男装飾の列車も走るなど、美保周辺はネズミに優しい?地域です(空港名と同じ米子駅がねずみ男の駅)。
山陰地方は鼠の民話が各地に残る地域で、米子にも、鹿島さん家のネズミ、総泉寺の鼠退治などが伝わっています。
USA偽年じゃなくて子年には、発着空港を移転するだけの偽の国際線拡大となる米の国より、本当に1月に国際線が拡大する米の子へ。空港に鼠を感じに皆で来たろう!

2.東京国際空港(羽田空港)/東京都 関東エリア
2020年だから注目!
2020年、日本の玄関口東京国際空港(羽田空港)が盛り上がります。
羽田は、東京2020オフィシャルパートナーとなった空港のひとつです。今年は国際線拡大のため、ターミナルの増築も完成予定。航路が大きく変わるのも話題で、2020年最も注目を浴びそうな空港です。
鼠にも縁があり、空港そばの多摩川河口には鼠島が存在。日本一有名なネズミのテーマパーク、千葉県の東京ディズニーリゾートの最寄空港も、実は千葉県の空港(成田国際)ではなく、羽田です。羽田からは直行バスも多数運行されており、展望デッキや着陸機はリゾートの花火も毎日見える穴場になっています。
2020は、異なる羽で飛んでも羽田で共になる。アスリートのように鍛えても鍛えてなくても翼は強いはず。玄関空港の金メダル級の強さに期待です。

3.庄内空港(おいしい庄内空港)/山形県 東北エリア
子年は周辺から注目!
子年に越えたい鼠ヶ関、日本国を越えた先にあるのが東北地方、そして最初に出くわす空港が庄内空港です。
庄内には、昨年8月にジェットスター・ジャパンが就航。東北地方の拠点空港である仙台を除くと、東北の地方空港に初めてLCCが就航し、注目されています。
ターミナルには昨年、休憩所Tre Pladsがオープンし、山形県の技術もPRする施設になりました。庄内は、山形空港とともに、おいしい空港として一体的にPRされており、国際チャーター便の誘致も山形空港とセットで積極的。山形県の積極的な姿勢が今年も続くのか注目です。
今年は正月から日本国な地域へ。ヤマトからもなかなか遠くて、北前船だとぐるりと回らないと行けない出羽参り。飛行機ならおいしく一直線で行けちゃいます。では、マイル旅へ!

4.対馬空港(対馬やまねこ空港)/長崎県 九州エリア
まだまだ続く子年注目の空港!
対馬だから午年じゃないの?と思ったら大間違い。対馬はやまねこの空港、ネズミより上を行く空港です。
昨年は韓国からの観光客激減で大打撃となった対馬島。昨秋以降、長崎県から補助も出て、今、日本人が最も行きやすい空港になっています。
1964年に開設された水上空港から始まった対馬空港。56年を経て再び行われるオリンピックのように今年は盛り上がる一年です。
必要なのは壁なのか。世界の注目は、ファーストよりもECOのMe。子年は、グレたMeより、We一人ひとりで子の代を守ることを考えてみませんか。警鐘のベルがリンと鳴っても、どいつもYouも無関心の時代。そんな時代だからこそ、国境の島対馬で、敵対馬鹿だと、猫の額な頭を使って、孫の代でも解決しないバカの壁問題を考えてみては?

5.出雲空港(出雲縁結び空港)/島根県 中国四国エリア
美保が出たなら、お隣の出雲も子年注目の空港です。
コワモテ課長が日本最古の空港があると豪語する出雲は、太古から空と繋がる地域です。
昨秋に神戸線が開設されて結ばれる空港がさらに増加。ラウンジも新設されるなど利便性が向上しています。
国(家)造りの最初は、何はともあれ子孫繁栄から。そして、それはご縁からはじまります。出雲はそんな子孫繁栄な名所がたくさんあるご縁な場所です。そんな中にある空港は、人と人、物と物、土地と土地、そしてご縁とご縁を結ぶ結節点。出雲空港は、まさに八雲立つ子孫繁栄の縁結びを体感できる空港になっています。
干支の最初は、何はともあれ子年から。子孫繁栄の象徴でもあるネズミの年は、文字通り子孫繁栄を願う年。今年こそ、素敵なご縁をありがとう。出雲でご縁を感じてみませんか。

6.伊江島空港/沖縄県 沖縄エリア
2020年は第二次世界大戦終結から三四半世紀となる節目の年です。国内の空港は、第二次世界大戦中に建設された飛行場を基にした所が数多くあります。そんな所の最も象徴的な空港が伊江島です。
伊江島空港は、空港としての正式な沿革は45年前の開港からとなっていますが、基となる飛行場は76年前の戦中に建設され、沖縄戦の激戦地のひとつとなりました。そして、三四半世紀前、終戦直後には日本の使節団を乗せた緑十字飛行の中継地にもなった、日本の歴史上非常に重要なポイントでもあります。
戦争終結から75年も経った今も、伊江島は35%が米軍占拠地帯。伊江島には、成田では実現の兆しすら見えない三本の滑走路が三四半世紀も前からありますが、二本は未だに米軍の管理下にあります。そして、三本のうちの一本が伊江島空港ですが、米軍制空領域にあるために、民間機は土日のわずかな時間しか飛べないという占領地のような問題を抱えています。
もはや戦後ではない?イエイエ、戦中みたいな所は、まだまだ残っています。伊江島空港を見れば、それを強くイエるはず。戦争からの節目の年は、伊江島空港に行って、使って、見て、感じて、イエるか癒えないか、本土では忘れている敗戦国の現実を直視してみませんか。(ちなみに、成田は35%も占領されてないのに未だに滑走路ニホンです。)

7.福岡空港/福岡県 九州エリア
伊江島が戦争を語る空港なら、戦争中からの歴史がある空港では今年は福岡が注目。福岡は、飛行場開設75周年の記念年を迎えます。
そんな記念年に、国内線ターミナルの改修工事が完了する予定です。元々三つあったターミナルを最大限に活かしつつ、一つのターミナルに統合。昨年までに巨大な吹き抜け空間のアクセスホールが完成し、今年は広い展望デッキがオープンします。さらに、国内線のエアアジア・ジャパンの参入も内定しています。
そして、新しい元号の令和は、起源が、福岡空港からすぐの都府楼前。記念年なだけでなく、関連話題も盛り上がる空港になっています。
今年ははかったかのように皆が居た、注目釘付けの、板付へ、と振ろうと思います。えぇ味有りそな節目の歴史を持つ空港を使って、令和に繋がる長い歴史を体感してみたいですね。

8.新潟空港/新潟県 中部エリア
記念年で注目なのは、新潟空港です。
新潟は、今年、市営飛行場として開港してから90周年を迎えます。さらに、戦後米軍基地を経たのちに現在の形で空港として供用されたのが昭和35年で、こちらも60周年の記念年になっています。
新潟県はここのところ空港活用に熱心で、昨年新潟空港活性化検討会議をスタート。昨秋には、仙台を核とした路線ネットワーク構築に参加し、佐渡も含めた就航を目指すなど動きを加速しています。また、会津若松へのバスの発着が始まるなど、アクセス交通の改善もされ、少しずつ利用しやすくなっています。
今年は正月から新潟なう。日本一のスノー空港RJSN owから新潟が誇るSKIリゾートへ!
WE WANT SNOW!とTRIPLE JUMPで飛び上がるぐらいSKI好きなら、SKYからRJSN=KI JあるsKIsKI Japan snow projectで楽しめますよ。
日本の空ならJRよりRJ、新潟の空ならSKI寄りSKY!記念の年の2020は輪になって、新潟だから、できる。あたらしいRJsn SKISKY!

9.北海道七空港(稚内空港旭川空港(北海道のまん中・旭川空港)女満別空港釧路空港(たんちょう釧路空港)帯広空港(とかち帯広空港)新千歳空港函館空港)/北海道 北海道エリア
今年の空港運営民間委託は、非常に珍しい七空港一括委託が大注目です。国、道、市とそれぞれ異なる所有者の空港を一気に同一事業者に委託する、これまでにない方式になります。
まずは、今月15日に早速、全七空港のビル施設等事業の委託がスタート。今年中は、6月に新千歳、10月に旭川で全体の委託が始まる予定です。
七空港のうち、稚内は今年開港60周年、帯広は旧空港が1964年に開設されてから再び五輪級の年を迎えるなど、記念年を迎える空港も見られます。
今年、絶対来てほしいと名乗りを上げたのは南国じゃなくて北海道?北海道は、さまぁ〜は爽やか、ウィンターはしばれる名所に空からアクセスできます。国・道・市が三者SANYOに、7つの空を楽しもう!世界 さまになるリゾート、北海道で七変化。虹色の未来へ、早変わりする新しい動きに期待です。

10.あちこち行こうよ、すべての空港へ!
どこの空港も注目点はいっぱい。上記9空港以外にも日本には多くの空港があります。2020年も、空から陸から海からチョロチョロと、多くの空港を訪ねてみませんか。

今年も日本空港情報館ブログをじっくりご覧ください。
posted by johokotu at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◆ダイヤの話題 | 更新情報をチェックする
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