2019年12月19日

羽田_政策枠の募集開始

■東京国際空港(羽田空港) 政策コンテスト枠対象路線を拡大して再募集

国土交通省(国交省)は18日、東京国際空港(羽田空港)発着枠について、来年冬ダイヤから三年間の政策コンテスト枠の提案募集を開始したと発表しました。

今回募集が始まったのは、来年冬ダイヤ〜令和4年冬ダイヤの3年間分の政策コンテスト枠。現状の3便分より多い5便分を配分するもので、地方公共団体等と航空会社による共同提案の募集が始まりました。

提案の提出期限は2月14日で、3月上旬に懇談会で提案の評価等を実施。3月中には対象路線が決定する予定だとしています。

対象となるのは、コンテスト実施時点において1便・3便ルール対象となっている路線の増便、直近3年間(平成28年度〜30年度)の年間旅客数平均がおおむね50万人程度である羽田路線の増便、新規路線の開設のいずれかに当たる路線です。
50万人路線は、今回新たに設定されたもので、帯広、出雲、米子、青森、釧路、女満別、岩国、富山の8路線が対象になっています。1便・3便ルール適用路線は18路線あるため、26路線が既に対象になっています。

羽田の発着枠は、来年3月に拡大されますが、適用は冬ダイヤからとなることになりました。
平成25年に行われた前回のコンテストでは、山形線、鳥取線、石見線が採用され、選考をやり直さずに期間延長が続いていました。利用が伸び悩んだ路線があった一方で、唯一落選した佐賀線が、枠をやりくりした自主増便で大幅な利用者増になるなど、少し残念な事態も起こっていました。
今回は、どんな増便・新設が行われ、地方空港が活性化されるのか注目です。

羽田発着枠政策コンテストへの提案募集を開始します(国交省公式サイト)
https://www.mlit.go.jp/report/press/kouku04_hh_000209.html
ラベル:羽田
posted by johokotu at 23:00| 東京 🌁| Comment(0) | 東京国際空港(羽田空港) | 更新情報をチェックする
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