■静岡空港(富士山静岡空港) 中国路線四路線が一気に欠航へ
静岡県は30日、静岡空港(富士山静岡空港)を発着する中国路線について、2月2日までに四路線が欠航になると発表しました。
欠航となるのは、中国東方航空の連雲港週4往復、北京首都航空(DER)の杭州線週2往復、四川航空の西安線週4往復、上海航空の温州線週2往復。連雲港線は1月30日、その他の路線は2月2日からの欠航。DER杭州線は2月中、その他の路線は冬ダイヤ中の欠航となります。
また、中国聨合航空の煙台線、煙台経由北京線も一部日程を欠航するとしています。
欠航理由は示されていませんが、新型コロナウイルスの感染拡大で、中国発の団体旅行禁止などによる需要急減が原因と思われます。
四路線も一気に全便欠航となるのは異例です。
静岡空港発着の国際線は、昨年12月に二桁10路線になったばかり。このうち中国路線は8路線を占めており、大きな影響が出ています。
静岡では、中国路線の就航・短期間での運休が数年間繰り返されています。昨年にはターミナルを拡張して受け入れ体制を整え、路線定着を目指していたところで、最悪のタイミングでの需要減少になってしまいました。
■富士山静岡空港における中国路線の欠航(静岡県公式サイト)
http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kisha19.nsf/c3db48f94231df2e4925714700049a4e/1b216a0e6ae14f65492584ff0014d67b?OpenDocument
2020年01月31日
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