本旅行記は2020年1月のものを、富士山の日記念で2020年2月に公開したものです。
■2020.01.30 (自宅)→静岡→(自宅)
■今年は富士山空港からの富士山だ!
今日の空港訪問は日帰りとなる。
関東から日帰りで行ける近郊の空港として静岡と福島を候補にしていた。前日の天気予報で、天気がとても良さそうだったので、静岡への訪問に最終確定した。
今冬は冬らしくない。各地で雪が降らないと話題になっているが、逆に関東・東海ではぐずついた天気が多かった。前々日までも天気の悪い日が数日続いていたが、前日の午後には天気が回復。関東からも綺麗に富士山が見えていて、これは静岡に行くしかない!といった感じだった。
静岡には昨年4月に行ったばかりだが、今回は富士山眺望だけを目指しての再訪問となる。雨のあとの晴れなら、富士が綺麗に見えるはずだと、期待して家を出た。
朝はいつもよりも早起きして、横浜5時28分発の東海道本線で藤枝へと向かった。
今回は、現地移動をレンタサイクルで考えていた。
事前に調べたところ、空港に一番近い金谷駅と六合駅付近には店が無いようで、ネット検索でヒットせず。島田と藤枝は駅前で貸し出しがあることを確認していた。島田は8時半、藤枝(観光案内所)は9時からの貸し出しだった。このまま電車を乗り継いで行けば、島田に8時33分着なのでちょうど良いのだ。
空港までは、島田からは10キロ、藤枝からは15キロ程度ある。当然距離が短い方が良いので、島田が第一候補だったのだが、よくよく調べてみると、両者とも1日500円と同じ値段なのに、島田は普通の自転車、藤枝は電動アシスト自転車のようだった。
せっかく小回りが利くチャリを借りるのだから、ターミナルだけでなくだいだらぼっち広場などの周辺スポットも見ておきたかった。しかし、ターミナル地区への最後のアプローチにはきつい上り坂があるし、周辺スポットも、どこへ行くにも上り坂だ。これらを考慮すると電動の方が良さそう。電車賃も手前にある藤枝の方が若干安いし、今回は藤枝からチャリにすることにした。
藤枝発着にしたことで30分余裕が生まれたが、途中で腹痛もあってトイレに寄ったこともあり、藤枝には8時50分頃とギリギリに着いた。
北口にある観光案内所が開店すると同時にチャリを借り、早速、空港に向けて走り出した。
■風が強くて富士までは遠い
空港までは往復30キロ程度ある。空港周辺のみ上り下りが多いので、上り坂に着くまでに充電切れすることがないよう、まずは電源を切って走行を始めた。ところが、今日は西風が強く、こいでもこいでも先に進まない。空港付近の山登りでの電池切れはシャレにならないので、電源を付けるのは不安だったが、とりあえずecoモードで進むことにした。ecoモードでも普通のチャリ位の力で進むことができた。
藤枝駅北口からの最短ルートを検索すると、アクセスバスが通る南側からの経路ではなく、まずは六合方面へ西へ進んで谷口橋を通るルートが14キロと短いようだ。このルートは空港周辺では空港トンネルを通って南側に回り、東側からの地元道を通ってターミナルに至る経路と出た。
今回は、帰りに東側からの地元道を通ってだいだらぼっち広場に行く予定にしたので、行きは、1キロほど長くなるが、空港トンネルは通らずに、まずは北側から西へ回り込み、太陽光発電所を見ながら、ターミナルへは西側からアクセスするようにした。
※藤枝からのアクセスバスは大井川を南側にあるはばたき橋で渡る。その後は、なぜか北側から空港へ向かい、再び南側に移って空港南側のFDA施設に寄るため、20キロほどの距離がある。おかげで所要時間は45分かかる。最近のパンフなどでは50分と書かれているものもあって、渋滞リスクも高い路線になっている。はっきり言って鉄道乗り継ぎ用のアクセスバスとしては時間がかかりすぎで失格だろう。=途中停留所を設けて、地元向けとして淡々と走らせるのが吉と思う。
晴れていても、空気の霞み具合によっては富士山が見えなくなることもあり、午後より午前中の方が見える可能性は高い。展望デッキからの富士山を何としても捉えたかったので、まずは霞んで消えてしまわぬうちにと、ターミナル地区へと急いだ。
快晴予報だったのに、富士駅辺りを通過した際には、空に雲が出ていて富士山が見えなかったので、空港から見えるか心配だったが、谷口橋を渡る頃には、雪を被った美しい富士が顔を覗かせていた。
谷口橋からは県道34号線(島田吉田線)を南下。色尾南で県道230号線に右折し、月坂から湯日の谷を西進した。空港入口島田の交差点で左折してからの長〜い上り坂が最後のアクセスとなった。

越すも越されぬ大井川。そんな渡るのが大変な川なのに、島田や藤枝からのアクセスだと、どうしても橋を渡る必要がある。川幅は広くて橋の数は少ないから、経路が限定される。渡った谷口橋はその一つで、六合駅と湯日地区を結ぶコミュニティバスが通る。コミュニティバスは空港下まで行くのに空港までは行かない残念路線バスだ。
橋からは富士が綺麗に見えた。
■空港から見る富士は美しい
小一時間もあれば空港に到着すると思っていたが、とにかく風が強く時間がかかった。ecoモードでも電力消費は激しいようで、ほぼ平坦な所だったのに、10キロ強進んだ湯日の辺りで早くも残量が3本から2本に減少していた。風の抵抗も影響したのかもしれなかった。
太陽光発電所や西側の展望台などをゆっくり見ていたこともあり、結局藤枝駅から一時間以上かかってターミナルには10時半頃の到着となった。
富士山はとても美しい姿を見せてくれていた。
開港前から実に10年以上。ついに富士山空港から富士山を眺めることが出来た。普段愛鷹山が左側の富士山ばかりを見ているので、とても新鮮だった。
ただ、残念なことに、展望デッキから富士山方向にある搭乗橋は国際線用。せっかくなのに、フジドリームエアラインズ(FDA)が富士山空港に駐機して富士山と共演といった写真は撮れなかった。ニッポンの象徴的風景なのに飛行機は外国機という、本当に残念な絵面になってしまう。そろそろ静岡拠点で本邦社も国際線を飛ばすことを期待したかった。
そんな静岡、一時期下火になっていた中国路線が再びブームとなって8路線まで拡大している。
このため、相変わらずだが、館内に日本人は少なく、中国人だらけだった。しかし、薬局に寄る人は多かったものの、飲食店まで寄っている余裕のある人は少なく、展望デッキに上がる人もほとんどいなかった(三階に上がってくる人もほとんどがちょっと見てすぐ踵を返してしまう)。とにかく先に行こうとする国民性なのかは知らないが、今日も、まだまだ時間があるのに、出発口には入口が開く前から長蛇の列が出来ていた。
せっかくの空港利用者なのに、なんとなく、空港はただ素通りしているだけといった感じだった。
※館内を少しウロついたら、いくつかの店舗が割引券を配っていた。空港内の食事処は限定されるので、何もしなくても人が来るイメージだが、素通りしている人が多いせいか、少ない旅客の奪い合いになっているようだった。
■富士を見るなら石雲院
ターミナルは昨年四月に来たばかりなので、館内確認で一回りしたものの、調査することはほとんどなし。フードコートで昼飯を食べて、FDAの着陸を見たあとは、ターミナルをあとにして、石雲院展望台へ足を運んだ。
ターミナルの展望デッキは人がまばらだったが、石雲院展望台は、大砲カメラを持っている人が十人位も休憩スペースでまったりしていた。
中国東方航空の着陸と離陸、FDAの離陸を眺めたが、平日なのに、展望デッキよりも人が多いのには少し驚きだった。横断幕を掲げて手を振る人達もいたほど。マニアだけでなく、親子連れなども見られ、賑わっている感じだった。
石雲院展望台には、20分ほど滞在。合計三機の離着陸を見届けたあとは、「飛行機バカ共には絶対に見つけられない」新幹線スポットを眺めてから、空港を後にした。
■上下動の多い空港周辺
今日は、せっかく小回りの利くチャリで来たので、できるだけ周辺スポットを見学したい。藤枝に帰る途中には、石雲院と、東側にある千頭ヶ谷ビオトープ、だいだらぼっち広場に寄り道した。
展望台の名前の由来になっている石雲院はターミナル地区のすぐ東にある寺院だ。今川、武田、徳川と、この地を治めた有名武家の庇護を受けていたという由緒ある寺院で、ここで修行した坊さまが、各地にお寺を開いていたという大本山的なお寺だ。
空港のある場所は、この寺の山である高尾山を削って造られている。
本堂がある領域は、空港区域から辛うじて外れていたので、立派な山門などは残っている。展望台からものの五分で向かうことができるが、鬱蒼とした木々に囲まれ、空港のすぐ側にあるとは思えない雰囲気がある。
続いて向かっただいだらぼっち広場は、ターミナルとほぼ同じ標高にある。しかし、滑走路脇を歩くことはできないので、ターミナル地区からアクセスする場合、一度南側の坂口谷に下る必要がある。その標高差はなんと100メートルほどもある。一気に下って集落に出たあと、1キロ弱東進したらすぐに、今度は上り坂だ。しかも、途中の千頭ヶ谷ビオトープ辺りで、一度下り上りがある、かなりきついルートだった。
※県道73号線(細江金谷線)から山道に入る際、案内看板に沿って坂五四班集会所前の交差点で左折せず、さらに500メートルほどそのまま進んでから左折すると、千頭ヶ谷ビオトープ辺りのひと山を越えなくて済む。
今回は電動アシスト自転車だったので、こぐのに多少息は切れたものの、上り坂もスイスイだった。問題は電池残量で、千頭ヶ谷ビオトープを過ぎた直後に、ついに残り1本になり、ハラハラしながらの訪問となった。
■歴史を感じる空港周辺
だいだらぼっち広場は、滑走路の東端に整備された小さな公園だった。まっすぐ延びる誘導灯を眺められる場所で、何台か車も来ていた。20分ほど滞在したものの、ちょうど便の谷間で飛行機を見ることは出来なかった。次の便までは約一時間あり、日没までに静岡ヘリポートへ寄りたかったこともあり、待つのは断念した。
ちなみに、この広場、芝桜の養生中だったので、春には撮影にピッタリの空間になりそうだった。
広場からは、そのまま通過する形で北側からのアプローチで藤枝へ向かった。広場から暫くは牧之原台地らしい平らな領域が続いており、標高が高い場所ながら、茶畑が広がっていた。この辺りは、戦国時代に武田氏が金谷の諏訪原城と吉田の小山城を結ぶ尾根道として整備した場所らしく、いくさ道と言う名がついているらしかった。
牧之原台地は、大井川と菊川に挟まれた場所にある、扇状地状をした台地だ。上流側の起点に当たる部分には諏訪原城があった(城跡が金谷駅近くにある)。台地は、川によりいくつかの谷が刻まれており、ちょうど手のような感じで細長い高まりがいくつか、東方向から南東、そして南の方向に伸びている。
静岡空港はこれらの台地のひとつにあり、大井川のある北側から数えて二番目の高台に位置している。
大井川のすぐ南の高まりと静岡空港のある高まりの間には、行きにアクセスで通った湯日の谷がある。新幹線は、トンネルの長さが短くなるように、この谷筋を利用して、台地に斜めに入り、空港の真下を貫いている。そして、その上にある空港は、管制のしやすさとか航空路の向きとかではなく、単純に高台の伸びる向きに合わせて滑走路が配置されるよう造成されている。このため、ターミナルは富士山方向に真っ直ぐ向かず、少し傾くことになってしまっているのだ。
いくさ道は、そんな空港のある台地の尾根道だ。この高まりの一番先端にあるのが吉田にある小山城で、いくさ道が空港を貫いているのは、当たり前と言えば当たり前。静岡空港は、地形的にも歴史的にもオモロイ空港だと言えそうだ。
※この辺りの航空写真を見ると、城の配置や新幹線の経路、そして空港の位置まで、見事に地形を活かしていることが分かる。ぜひご覧あれ。
■最後は電池切れにハラハラ
だいだらぼっち広場から暫く続く台地は、滑走路同様に南東方向に向かっている。藤枝へは、北東方向に向かわねばならないが、大井川のある低地と台地の標高差は100メートル以上あり、下りられる場所が制限される。このため、2キロほど南東に進んでから、北に進路を変える必要があった。台地を急坂で一気に下りたら、再び県道34号線に出て谷口橋を経由して藤枝へと戻るルートになった。
※結局、空港の配置も、空港周辺の道路配置も、この北西-南東方向というのがキーだ。全ては、台地が向いている方向に起因しているということになる。
その点で考えると、空港から最もアクセスしやすいのは、台地の根元にある金谷駅で、そここそ一番効率が良いはずだ。道は戦国時代からそう造られているのだから、、、。しかし、静岡空港から金谷駅へのバス路線は昨年までなかった。わざわざ遠回りになるような島田や藤枝へのバス路線しかないというのは、現代人が地形や歴史を見ていない証拠だろう。(ちなみに島田は空港のある市の中心駅、藤枝のバスはFDAのクルー利用兼用という側面がある)。
谷口橋を渡って暫く進んだら、電池残量が点滅表示になった。
風はなぜか午前と違って逆向きでやや向かい風だった。ecoモードのままでなんとか駅まで電池はもったものの、ずっとハラハラなチャリ旅だった。ちょうど30キロほどの走行で途中上り坂あり。下り坂や向かい風でない時では電源を切り、こまめにecoモードなどを使い分けたので、何とかなったが、恐らく普通にしていたら、30キロ持たないようだった。
全体的に風が強くて、結局帰りも一時間以上かかり、藤枝でチャリを返した時には14時を越えていた。

今回借りた自転車。すぐに電池が切れる印象だったが、30キロ位走れるタイプは長持ちな部類らしい。
そう言えば、芸人の出川哲朗さんが電動バイクで旅してるけど、メーカーにとっては宣伝が逆効果じゃないかと思うくらいしょっちゅう電源切れてたな、、、(走れるのは20キロ程度らしい)。よくよく考えてみたら、あれは、磐田市ナンバーで、静岡の代表企業ヤマハ発動機のものでまさかの静岡繋がりだった〜〜(汗)→ちなみに昨年4月に静岡空港には出川さんが出ていた静岡第一テレビの巨大広告がありましたとさ、、、。
■ヘリポートまでが意外と遠い
藤枝駅からは、東京までの片道切符を購入。100キロ超えの切符で途中下車が可能になるので、30分電車に乗って静岡駅で途中下車した。
静岡でもチャリを借りて、8キロほど離れた静岡ヘリポートに向かう。
調べたら、静岡市では統一的に1日500円でホテルなどでレンタサイクルがあるようだった。
静岡ヘリポートは、静岡駅より東静岡駅の方が近いので、その辺で借りようと画策したものの、なぜかレンタサイクルの貸し出し場所は静岡駅周辺にしかない。
東静岡駅付近では、無人タイプのものが一件だけヒットしたものの、静岡市の用意した統一的なレンタサイクルではなく、私企業が独自に展開する無人サービスだった。今流行りの、アプリをダウンロードくださいタイプ。登録(と使った後の解約)が面倒くさく、現金払いはできずにクレジットカード情報を入力しないといけないので利用を断念し、仕方なく静岡駅からアクセスすることにした。
ここでよくよく調べてみると、駅前のオリックスレンタカーが3時間400円で電動アシスト自転車を貸し出すサービスを展開していることが分かった。静岡空港行くのにこぎすぎで疲れているし、安いうえに電動なら選ばない理由はない。
駅から直行し、すぐ貸し出しを受けようとした。
ところが、オリレンのレンタサイクルは残念ながら出払っていた。
仕方がないので、すぐ隣のホテルで扱われていた市内統一のレンタサイクルを我慢して利用することにした。当然のようにシティサイクルで、やや風が強いなか、ヒーコラ言いながら向かう羽目になってしまった。
静岡ヘリポートまでは、市街地を抜けていく。信号待ちが多い上、疲れて足が動きにくかったこともあり、小一時間かかってしまった。
静岡ヘリポートは湿地帯の中にあった。このため、高床式の面白い構造をしたヘリポートだった。
ただ、一般向けの施設は少なく、管理事務所をちょっと覗いただけで、見学は終了。ちょうどヘリの離着陸があったので眺めはしたものの、高床式で目線より高いので、あまりよく見えずじまい。20分も滞在せずに、静岡駅へと戻った。
帰りはやや向かい風。朝からチャリのこぎすぎで疲れ果てていて、途中小さい子供のチャリにも追い抜かれるほどチンタラ走行。静岡駅に戻った時には17時になってしまっていた。

空港施設は離着陸のため、周辺に高い建物や山などがあるのはご法度だが、ヘリは垂直上下ができるため、静岡ヘリポートもすぐ北側は山が迫る立地だった。静岡市街地から少し外れた場所に位置しているので、一般利用は少ないようだが、防災拠点としてはかなり有用なようだった。
■駅弁はやっぱり手に入らない
おやつ代わりに、駅ナカのマックで小腹を満たしたら、あとは東京へ戻るだけだった。
変な時間にマックを食べたので、夕飯は駅弁を確保して家に帰ってから食べようと企んでいた。しかし、駅弁屋を覗いても、十何種類も並んでいるのに、静岡名物+食べたいというものがない(あまり欲しいとは思わないけど名物づくしの弁当、あるいは食べたいけど静岡名物ではないものなどはあった)。
時刻はまだ17時過ぎ。この先で沼津に19時前、熱海も19時過ぎには着けそうで、それらの駅の方が名物弁当がありそうだったので、そっちで確保することにし、鈍行に乗り込んだ。
静岡から乗ったのは17時24分発の熱海行き。すぐ10分後にも熱海行きが連続していたので、沼津で途中下車して駅弁を確保することを決定した。
車内でネット検索すると、沼津と三島は同じ駅弁屋で、かなりの種類を販売しているようだ。食べたい物もいくつかあり、かなり期待して向かった。
沼津まではちょうど一時間で18時24分に着いた。夕食用に駅弁を確保するにはちょうど良い時刻だったが、店前に立ったら残りは二つだけ。しかも一つは小さなオマケ的弁当で、いずれも食べたい物ではなかった。
仕方がないので、熱海での購入に変更し、10分後の熱海行きで向かうことにした。
ところが、ホームに戻ると、10分後の熱海行きが見当たらない。
よくよく調べてみると、静岡で10分後に追いかけてきた列車は途中駅で特急の通過待ちをする上、沼津で長時間停車をするようで、沼津発は20分後の出発になっていた。で、その7分前に、御殿場線からの三島行きがあるという。それなら三島でも時間が取れるので、三島でも駅弁屋に寄ることにした。
御殿場線の三島行きに乗り、7分間に駅弁購入に走った。
改札出た先に駅弁屋があったので、覗いてみたものの、こちらも残りは二つのみ。しかもどちらも食べたい物ではなかった。ネットで調べると、かなりの種類の弁当があり、食べたいものもあるのに、現地では売ってないというには、期待が大きかっただけにダメージが大きかった。
結局、ここでも購入を諦め、熱海へと向かった。
※三島は新幹線改札内に駅弁屋が複数ある。新幹線利用なら、好みの弁当の遭遇率が高いかもしれない。
これまで熱海を通るときはいつも20時〜22時頃が多かった。20時で駅弁屋が閉まるので、いつも、購入できないか、20時に間に合ったとしても閉店間際でたいした弁当がないことばかりだった。
今日は閉店一時間前の19時だし、平日だから余りも多かろうと、少し期待して店に立ち寄った。
ところが、ここも残りは二種類しかなかった。かろうじて名物弁当が残っていたので、購入はしたものの、四駅寄っていずれもたいした駅弁がないとは、、、。空弁も夕方には売り切れの事が多いけど、営業時間中はできるだけ全商品を販売してほしい、、、。何ともモヤモヤが残ってしまった。
熱海からは乗り換えなしで一直線。今回は、東海道名物のダイヤ乱れにはあうことなく、日帰り富士見ツアーは終了した。
■今日の教訓!
・レンタサイクルは電動を借りよう←上り坂が楽々
・[静岡]飛行機見るなら石雲院←富士も柵なく見られます
・[静岡]やはり便利な金谷駅←歴史的にも地形的にも近いです
・[静岡]周辺スポットも上り坂に要注意←標高差半端ないです
・空弁も駅弁もお早めに←夕方には売り切れます
■実際の旅程
09/07 SAT
自 宅04:30(JR東日本 京浜東北線等)→05:00横 浜 駅
横 浜 駅05:28(JR東日本 東海道本線)→06:21小 田 原駅
小 田 原駅06:22(JR東日本 東海道本線)→06:45熱 海 駅
熱 海 駅07:10(JR東海 東海道本線)→07:22三 島 駅
三 島 駅07:29(JR東海 東海道本線)→08:29静 岡 駅
静 岡 駅08:31(JR東海 東海道本線)→08:50藤 枝 駅
藤 枝 駅09:00(レンタサイクル)→10:30[静岡空港]
[静岡空港]12:30(レンタサイクル)→14:15藤 枝 駅
藤 枝 駅14:32(JR東海 東海道本線)→14:51静 岡 駅
静 岡 駅15:00(レンタサイクル)→15:45[静岡ヘリポート]
[静岡ヘリポート]16:15(レンタサイクル)→17:00静 岡 駅
静 岡 駅17:24(JR東海 東海道本線)→18:24沼 津 駅
沼 津 駅18:38(JR東海 東海道本線)→18:44三 島 駅
三 島 駅18:51(JR東海 東海道本線)→19:04熱 海 駅
熱 海 駅19:09(JR東日本 東海道本線)→20:31横 浜 駅
横 浜 駅20:45(JR東日本 京浜東北線等)→21:45自 宅