■百里飛行場(茨城空港) 東京線バス茨城県の補助終了も営業割引は継続へ
関東鉄道は18日、4月1日から高速バス茨城空港東京線の運賃を改定すると発表しました。茨城県の運行補助が終了しますが、営業割引を継続するとしています。
茨城空港東京線は、百里飛行場(茨城空港)-東京駅間の高速バス。現在は片道1,530円で運行していますが、茨城空港発着便の航空利用者を確保するために茨城県が運行補助を出しており、当日の航空利用者は500円で乗車できるようになっています。
空港アクセスバスに都道府県が補助を出して格安で運行しているのは非常に珍しい存在でしたが、2020年度から茨城県が運行補助を打ち切るため、4月1日に実質値上げするとしています。
届出上の実施運賃は片道1,780円ですが、急激な運賃変更にならないよう営業割引を継続適用し、片道1,530円(新設の小人運賃は770円)に据え置くとしています。
周辺地域から東京駅までの高速バスの運賃は、石岡からは1,530円、茨城町西ICからは1,930円。茨城空港-つくばセンターは1,050円での運行で、距離が長く茨城県外に出た方が運賃が安いという逆転現象が解消されることになります。
■茨城空港〜東京線 運賃改定について(関東鉄道公式サイト)
http://kantetsu.co.jp/news/20021801_bus.html
2020年02月23日
この記事へのコメント
コメントを書く