□新型肺炎 感染拡大防止に失敗した感染蔓延国日本経由の入国制限日々拡大 最初の発生国中国からも制限を受ける
外務省は28日、新型コロナウイルスによる肺炎の影響で、日本からの渡航者・日本人に対する関する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動制限について28日現在で外務省が把握している状況を発表しました。日々制限する国が拡大しています。
外務省の把握している状況によりますと、新型コロナウイルスによる肺炎の影響で、入国制限が行われている国・地域が14か所、入国後の行動制限措置が行われている国・地域が24か所あるとしています。
26日現在と比べて、入国制限国・地域が6か所、入国後の行動制限措置が行われている国・地域が18か所増加しています。日々、入国制限を行う国・地域が増えています。
入国制限が新たに行われたのがクウェート、サウジアラビア、モンゴル、トリニダード・トバゴ、マーシャル、バーレーン。多くの国は14日以内に日本に滞在した外国人の入国禁止となっています。
日本から直行便がある国では、入国制限国・地域としてモンゴルがあり、既に直行便は長期欠航中。入国後の行動制限措置が行われている国・地域は、カザフスタン、タイ、台湾、中国、仏領ポリネシア、ベトナムは日本からの直行便があり、利用する際には、十分な確認が必要になりそうです。
これらの入国制限は、感染拡大防止に失敗した感染蔓延国として認知したと言っているに等しく、それを見た他国が追随し、影響が拡がることが懸念されていましたが、影響の拡大が止まりません。今回注目なのは、入国後の行動制限措置が行われている国・地域に中国が加わっていること。最初の発生国である中国からも、14日間の自宅待機要請が出ていることが明らかになり、感染蔓延国として衛生が三流の国家であると認定されたに等しい状況になっています。
今回の内容は28日現在の状況。日々制限する国が増加していますので、海外へ渡航・居住・滞在している場合には、最新状況を確認することが重要となります。
■新型コロナウイルス (日本からの渡航者・日本人に対する 各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動制限)(外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
2020年02月29日
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