2020年03月07日

大分_23年にもホーバー復活へ

■大分空港 2023年にも海上アクセスをホーバーで復活へ

大分県は4日、大分空港へのアクセスの改善に関する調査結果を発表しました。2023年以降に大分市内-空港間にホーバークラフトによる海上アクセスの導入を目指すとしています。

調査は2018年から実施されたもので、大分市内-空港間のアクセスは、船舶による「海上アクセス」の導入が最も有効かつ効果的として、海上アクセスについての調査検討を行っています。
このなかで、ホーバークラフトが最も有効と分析。バスだと約1時間かかる大分市内-空港間を25分で結ぶ計画で、200万人を回復した空港利用者のうち、利用者数を年間30〜40万人台で想定しています。県が船舶等を保有して民間事業者が運航を行う上下分離方式を採用することで収支確保できるとしています。

今年4月にも運航事業者を確保し、 10月以降に船舶の設計・建造と発着地の設計・整備を開始。2023年以降に運航開始を目指すとしています。

大分空港のアクセス交通は、現大分空港が開港した1971年から2009年までホーバークラフトが運行されていて、空港脇には専用航走路も残っています(フェリーターミナルは撤去済み)。
一方で、船体の国内生産は終了しており、民間航路もイギリスにある程度。実現までのハードルは高いですが、世界的にも珍しい海上アクセスが復活となるのか注目されます。

※専門用語ではホバークラフトらしいのですが、大分県ではホーバークラフト、ホーバーフェリーという名称が一般的で、大分県の発表もホーバークラフトとしているため、同呼称に統一しています。

大分空港への海上アクセスの導入について(大分県公式サイト)
http://www.pref.oita.jp/soshiki/10850/airport-access.html
(参考)■大分空港 ホーバーに最後のにぎわい(過去の配信記事 平成21年10月13日配信)
http://johokotu.seesaa.net/article/130168896.html

posted by johokotu at 02:00| 東京 ☀| Comment(0) | 大分空港(SPACEPORT OITA) | 更新情報をチェックする
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