□新型肺炎で南樺太でも全便欠航 欠航する日本発着路線が次々拡大
新型コロナウイルスによる肺炎の影響で、全便欠航する路線の発生が次々に拡大しており、影響が止まりません。7日には、南樺太(サハリン)の路線でも全便欠航が発生することになりました。
全便欠航路線が発生するのは、ロシアのオーロラ航空(SHU)。7日から新千歳-ユジノサハリンスク線週5往復を長期欠航するとしています。成田国際-ユジノサハリンスク線は継続されますが、南樺太との行き来も閉じられることになります。
在ユジノサハリンスク日本国総領事館によりますと、今回の欠航は、「ロシア連邦運輸省の決定」に従ったとしており、今後、別のロシア路線に運休が拡大する恐れが出てきました。
周辺各国では、ロシアだけでなく、欠航が次々拡大中。9日から中国・韓国からの入国制限が強化されることに伴い、韓国路線がほぼ全欠航となることが発表されています。
中国本土路線をはじめ、アジア各国路線で全便欠航が増えていますが、ロシアが実効支配している南樺太路線の日本発着便も全便が長期欠航する路線が出ることになってしまいました。
■オーロラ航空による新千歳−ユジノサハリンスク間の定期便の運航中止について(在ユジノサハリンスク日本国総領事館公式サイト)
https://www.sakhalin.ru.emb-japan.go.jp/itpr_ja/190306seminar_00031.html
2020年03月07日
この記事へのコメント
コメントを書く