□新型コロナ 本邦社の国際線全便欠航が拡大
新型コロナウイルスによる感染症の影響で、日本の航空会社で国際線が全便欠航が一気に拡大しています。
最初に国際線が全便欠航となったのは、スターフライヤーで、11日から国際線全2路線(中部国際(中部)-台北線・北九州-台北線)を欠航しています。当初18日までの期間欠航の予定でしたが、19日以降も欠航が継続されています。
今日20日には、国際線全便欠航が一気に拡大。エアアジア・ジャパン(WAJ)とPeach Aviation(APJ)、エアージャパン(AJX)が国際線全便欠航を始めます。
WAJは、唯一運航してきた国際線1路線(中部-台北線)の欠航を拡大。台湾の入国制限強化により20日から全便欠航しています。
APJは、20日に台北桃園発着の4路線を全便欠航し、国際線全18路線が欠航になりました。APJは路線数が多いですが、1路線を除いて中国・香港・台湾・韓国路線で影響を一気に受けています。
AJXは、唯一自社運航している国際線1路線(成田-シンガポール線)が20日から欠航されます。
すでに数日以内に国際線全便の長期欠航になることが発表されているのがジェットスター・ジャパン(JJP)とスカイマーク(SKY)の2社。
JJPは3月31日までに国際線全7路線を全便欠航します。JJPは中国・香港・フィリピン路線で、フィリピンの入国制限強化でここにきて欠航が拡大しています。
SKYも19日に長期欠航を発表。26日から、唯一の国際線1路線(成田国際-サイパン線)を欠航します。
この結果、日本の航空会社で国際線運航が残っているのは、ANAと日本航空(JAL)、SPRING(SJO)の3社のみとなります。
これらの3社も長期欠航が多数出ていますが、ANAとJALは多方面に多数の便を運航しているため、まだ複数便が残存しています。SJOは、新型コロナウイルス震源地の中国路線のみで影響は大きいですが、なんとか路線を維持している状況です。
■国際線:新型コロナウイルス感染症の影響に伴う国際線運航便の運休について(SFJ公式サイト)
https://www.starflyer.jp/int_jp/news/2019/news_20200304_information.html
■名古屋(中部)ー台北(桃園)線の一部運休について(追加)(WAJ公式サイト)
https://newsroom.airasia.com/news/2020/3/19/airasia-japan-to-suspend-several-operations-on-ngo-tpe-route
■新型コロナウイルスの感染拡大に伴う一部の運航便の運休および減便について(2020年3月18日更新)(APJ公式サイト)
https://www.flypeach.com/news/suspension
■新型コロナウイルス感染拡大に伴う国際線路線・便数計画の一部変更について(ANA公式サイト)
https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/notice200206/
■ジェットスター国際線運休路線一覧および 国際線航空券の変更・払戻しについて (JJP公式サイト)
https://www.jetstar.com/_/media/files/japan-and-korea/japan/news/2020/202003_jetstar.pdf
■「成田−サイパン線」運休のお知らせ (SKY公式サイト)
https://www.skymark.co.jp/ja/news/detail/__icsFiles/afieldfile/2020/03/19/20200319_news.pdf
■新型コロナウイルス肺炎に関する航空券の特別対応や各種対応について(JAL公式サイト)
https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2020/other/200228/
■【0319更新】新型コロナウイルスの影響に伴う対応(SJO公式サイト)
https://jp.ch.com/Help/News/91fa48c510fa4cd69b107cc7458a2010.html
2020年03月20日
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