外務省は23日、新型コロナウイルスによる感染症の影響で、日本からの渡航者・日本人に対する関する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動制限について23日6時現在で外務省が把握している状況を発表しました。日本からの入国・入域制限が行われている国・地域の増加が止まらず、ついに150か所を超えました。
外務省の把握している状況によりますと、新型コロナウイルスによる感染症の影響で、日本からの入国・入域制限が行われている国・地域の増加が止まらず、ついに158か所になったとしています。入国後に行動制限措置がとられている国・地域も77か所あるとしています。
外務省ではほぼ毎日情報を更新しており、日々、入国制限を行う国・地域が増えています。国以外の地域も含まれますが、外務省が発表している世界の国数は196か国ですので、世界の4分の3の地域から締め出されることになりました。
欧州で国境閉鎖が急増したことで入国制限する地域が急増。世界的感染になり、ついに世界全体がそれぞれの国で鎖国状態になってきました。日本にいると、外から入り放題、野放し放題なので全く感じませんが、世界中が戦時下同様の生活制限に入ったような状況で、各国とも外からのウイルス侵入阻止に必死です。
日本発着便の長期欠航も日に日に拡大。国際線就航31空港のうち、22空港では国際線が全便欠航中で、国際空港も多くの便が欠航している状況です。
今回の内容は23日現在の状況。日々制限する国が増加していますので、海外へ渡航・居住・滞在している場合には、最新状況を確認することが重要となります。
■新型コロナウイルス (日本からの渡航者・日本人に対する 各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)(外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
ラベル:感染症