2020年03月31日

コロナ_陽性の1/4は帰国者

□新型コロナウイルス感染症 陽性の4人に1人は帰国者、渡航中止勧告急拡大

外務省は31日、49か国・地域に対し、感染症危険情報レベルをレベル3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告))に引き上げると発表しました。さらに、レベル3の国・地域を除く、全世界に対しても、感染症危険情報レベルをレベル2(不要不急の渡航は止めてください。)に引き上げたとしています。

今回の措置は、新型コロナウイルスによる感染症のパンデミックに伴うもの。3月下旬には、国内で陽性と確認される事例の4人に1人は帰国・入国者であることが発覚したとしており、その点なども考慮して渡航中止勧告になっています。

今回感染症危険情報がレベル3に引き上げられたのは、世界49か国・地域。これまで一部地域だけだった中国、韓国が全土指定された他、感染者が激増している米国、欧州でまだ指定されていなかった英国など、世界各地で指定が拡がっています。
レベル3の国・地域は、既に欧州などで指定されていた26か国・地域と今回増加分で、一気に73か所まで急拡大しました。

新たに指定された地域のうち、日本からの直行定期便があるのは、インドネシア、韓国、シンガポール、タイ、台湾、中国、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、米国、英国、フィンランド、ポーランド、エジプト、トルコです。既に多くの便が欠航となり、渡航は難しいですが、感染を拡大させる帰国者がまだまだ続いていることから、渡航の中止を勧告することになってしまいました。

帰国・入国者が日本国内の患者全体の4分の1を占めるという衝撃的な数値が出てきてしまい、そのような人が集まる空港は感染リスクが高いことが、改めて示された形です。
ぜひ、海外渡航は止めることを強くお勧めします。

全世界に対する感染症危険情報の発出 (レベルの引き上げ又は維持)(外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/info0330.html
ラベル:感染症
posted by johokotu at 23:00| 東京 🌁| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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