□新型コロナウイルス感染症 ついに国際空港でも初めて国際線就航ゼロが発生
新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響で、国際線の欠航が相次ぐなか、1日、中部国際空港(中部空港)で国際線の就航がなくなりました。国際空港では初めてのケースとなります。
中部の国際線は、1日にチャイナエアライン台北線の長期欠航がスタート。ガルーダ・インドネシア航空ジャカルタ線も運休し、国際線の運航路線がなくなりました。
国際線の運航が全てなくなるのは、四国際空港では初めて。中部では平成17年の開港以来、史上初めて国際線の便が消滅することとなり、ついに巨大空港にも最悪の影響が出ることになってしまいました。
新型コロナウイルスの影響は全国の空港に拡がっています。
国際線定期便が設定されているのは31空港(旭川、新千歳、函館、青森、花巻、仙台、百里(茨城)、成田国際(成田)、東京国際(羽田)、新潟、富山、小松、静岡、中部、関西国際(関空)、美保(米子)、岡山、広島、徳島、高松、松山、北九州、福岡、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、那覇、下地島、新石垣)あります。2月7日の下地島を皮切りに全路線全便が欠航となる空港が次々に発生。3月9日には中国・韓国路線が成田と関空への到着に限定されたことで欠航が一気に拡がり、なんとか全便欠航を逃れていた広島なども、夏ダイヤへの切り替わりで全路線全便欠航となりました。
中部が全路線全便が欠航となったことで、1日現在国際線の運航が残っているのは、成田、羽田、関空、福岡の4空港のみとなりました。これらの空港でも欠航が相次いでおり、福岡はエバー航空台北線が運航されているのみです。
各空港とも国際線は風前の灯の状況となっています。
■中部国際空港 2020年夏ダイヤ(期初計画)(中部国際空港公式サイト)
https://www.centrair.jp/corporate/newsroom/__icsFiles/afieldfile/2020/03/27/200327CentrairGroupNews.pdf
2020年04月01日
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