2020年04月12日

緊急事態_国内線大幅減便

□緊急事態宣言 国内線も一気に大幅減便

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関わる緊急事態宣言の影響で、国内線の欠航が一気に拡がっています。

COVID-19を巡っては、国外からのウイルス流入を防ぐため、各国が入国規制を行っています。このため、航空便への影響は国際線が中心で、国内線は、比較的運航を維持してきました。
しかし、国内で緊急事態宣言が出たことから、国内線に一気に影響が拡がっています。

特に9日〜11日にかけてで、国内線の長期欠航が始まった路線が多数発生しています。

大手では、ANAは路線単位、日本航空(JAL)グループは各路線1往復だけ残す方法での欠航が目立ちます。ANAは9日と10日から11路線、JALグループは5日〜8日から6路線を一気に全便欠航しています。

新興航空会社は、各路線1往復程度残す方法での減便が多く、全便欠航路線は少なめですが、スカイマーク、アイベックスエアラインズ、ソラシドエアで、新たに数路線の全便欠航が生じています。

特にザックリ削っているのが格安航空会社です。
エアアジア・ジャパンは10日から、全路線全便の運航を停止。
Peach Aviationは、10日に8路線を全便欠航、残りの路線も細かく減便しています。
ジェットスター・ジャパンは、10日に5路線(1路線は5月に1往復するのみ)を残して全便欠航。
SPRINGは、全便欠航路線はないものの、10日以降、国内線3路線は各週1往復(日曜日に1往復)だけ残して欠航しています。

地方航空会社も、オリエンタルエアブリッジ、天草エアライン、新中央航空が減便を実施しています。

これらの大規模欠航の影響で、下地島では、10日から、定期便の運航が消滅。成田国際は10日に幹線以外のほとんどの運航がなくなり、大館能代、能登、石見などの複数空港が1日1往復のみの運航になっています。

多くの地方自治体が、緊急事態宣言対象地域からの流入に自粛を要請しており、航空利用者が激減している状況です。

参考:新型コロナウイルス感染症関連の長期欠航路線(国内線)(過去配信記事=日々更新)
http://johokotu.seesaa.net/article/474369416.html
posted by johokotu at 02:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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