■山形空港(おいしい山形空港) 新型コロナで定期便が全路線全便欠航へ、長期欠航は開港直後以来56年間で初めて
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、5月7日から山形空港(おいしい山形空港)の定期便が全便長期欠航することになりました。
全路線全便が長期欠航することが決まったのは、5月7日から、少なくとも5月17日までです(5月10日のみ運航便がある予定)。
就航する日本航空(JAL)グループが28日にCOVID-19の影響による国内線の欠航拡大を発表。5月7日〜5月17日(5月10日のみ除く)に東京国際(羽田)線と大阪国際線を新たに全便欠航します。
山形は国際線の就航はなく、国内線はJALのほかにフジドリームエアラインズ(FDA)が就航しているのみです。FDAは4月28日〜5月17日に全路線全便を欠航中で、これにより、5月7日〜5月17日(5月10日を除く)は山形発着の全4路線全便が欠航することになりました。
山形は、東日本大震災の際も長期欠航は発生しておらず、長期間の全便欠航は、56年前の昭和39年(1964年)に神町空港として開港して1か月後に羽田線が就航して以来初めてとなります。
東京オリンピックイヤーに始まった定期便が、東京オリンピック延期と同じ原因で、東京オリンピックイヤーにいったん途切れることになってしまいました。
航空便の欠航に伴う旅客ターミナルビルの閉館などはまだ発表されていません。
COVID-19の影響で定期便の全路線全便が長期欠航となる空港は既に6空港(百里、松本、静岡、名古屋、岩国、下地島)、一部日程で全便欠航する空港も3空港(大館能代、能登、石見)出ています。
■新型コロナウイルス関連肺炎の影響に伴う2020年度夏期ダイヤ期間における国内線の対応について(Rev.8)(JAL公式サイト)
https://press.jal.co.jp/ja/release/202004/005624.html
2020年04月29日
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