29日0時から、新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)パンデミックの影響で、入国拒否地域が拡大されました。就航が続いているカタールも新たに対象となります。
法務省は、29日0時から、日本への入国を拒否する外国人の範囲を拡大、入国規制を強化しました。
「上陸の申請日前14日以内に以下の国・地域における滞在歴がある外国人」に当たる国・地域は、73か国・地域からだったものが、29日に地域が拡大。新たにアンティグア・バーブーダ、セントクリストファー・ネービス、ドミニカ共和国、バルバドス、ペルー、ウクライナ、ベラルーシ、ロシア、アラブ首長国連邦、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、ジブチが加わり、合計87か国・地域からに変更されました。
新たに加わった国は、外務省が24日に感染症危険情報レベルをレベル3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告))に引き上げた国・地域です。
今回新たに指定された地域では、ロシア、アラブ首長国連邦、カタールから日本への直行便が就航しています。既に多くの便が長期欠航していますが、カタールは運航が続いており、長期欠航路線が拡大する可能性があります。
なお、入国拒否の適用は外国人に対してですが、日本人も、これらの国から到着した際には検査や自宅待機等が要請されている場合がありますので注意が必要です。
■新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る上陸拒否について(法務省公式サイト)
http://www.moj.go.jp/content/001318288.pdf
■各国に対する感染症危険情報の発出 (レベルの引き上げ又は維持)(外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/info0424.html
ラベル:感染症