□WORLD AIRPORT AWARDS 総合評価は羽田2位、成田7位
イギリスの航空リサーチ会社SKYTRAX社は11日(現地時間)、「The World's Best Airport 2020」を発表しました。東京国際空港(羽田)が「World’s Best Domestic Airports」で、中部国際空港(中部、セントレア)が「World’s Best Regional Airports」でそれぞれ世界一を獲得しました。
全分野における総合評価は、羽田が世界2位(昨年2位)、成田国際(成田)が7位(同9位)、中部が8位(同6位)、関西国際(関空)が10位(同11位)、福岡が39位(同67位)に評価されています。福岡は一昨年の100位から一気に順位を上げています。
羽田が国内線空港の総合評価「World's Best Domestic Airports」、中部がリージョナル空港の総合評価「World’s Best Regional Airports」でそれぞれ世界一に輝きました。
分野別の総合評価では、「World's Best Domestic Airports」の3位に大阪国際(伊丹)(昨年3位)、4位に鹿児島(同4位)、7位に熊本(同8位)、「World’s Best Regional Airports」の9位(同圏外)に福岡が入賞しています。
部門別の評価では、成田が「World’s Best Airport Dining」(飲食店)、羽田が「World's Best PRM / Accessible Facilities」(移動困難者のアクセシビリティ施設)と「World’s Cleanest Airports」(清掃)、関空が「World's Best Airports for Baggage Delivery」(手荷物)と「World’s Best Airport Staff」(スタッフ)でそれぞれ世界一となっています。
※「World’s Best Airport Staff」は成田2位、羽田5位、中部10位、「World's Best PRM / Accessible Facilities」は関空2位、成田3位、中部6位、福岡9位、「World’s Cleanest Airports」は成田4位、中部6位、関空9位、「World's Best Airports for Baggage Delivery」は羽田3位、成田4位、中部7位など多数の項目で日本勢が上位を占めました。
今回の評価は、世界の空港について利用者調査で比較されたもの。今年は新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で発表会場となるイベント中止のため、発表が遅れていました。
2020年の総合評価は、シンガポール・チャンギ空港が8連覇を達成。3位はドーハ・ハマド国際空港(カタール)、4位はソウル・仁川国際空港(韓国)でした。
■The World’s Best Airports in 2020 are announced(SKYTRAX公式サイト(英語))
https://www.worldairportawards.com/the-worlds-best-airports-in-2020-are-announced/
2020年05月11日
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