◆訪日外国人 4月は過去最少も推計2,900人も入国、出国日本人も3,900人
日本政府観光局(JNTO)は20日、4月の訪日外客数、出国日本人数の推計値を発表しました。訪日外客数は2,900人、出国日本人数は3,900人でした。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響を受け、国際線の利用は極端に減少しています。
推計値の前年同月比は、訪日外客数が99.9%減(前年2,926,685人)、出国日本人数が99.8%減(前年1,666,546人)で、それぞれ93.0%減、85.9%減だった3月を超える減少率となりました。単月の訪日外客数は、JNTOが統計を取り始めた1964年以降、過去最少だったとしています。
4月は3日以降、入国者の全員にPCR検査が課せられ、入国後14日間の外出禁止が要請されています。日本人以外の上陸拒否も拡大し、査証の無効化も行われています。世界各国も似たような制限をしているところが多くなっていますが、それでも、2,900人もの外国人が入国していることが分かりました。米国、韓国、台湾からそれぞれ300人が入国したとしています。
成田国際、東京国際、関西国際、福岡の4空港では、細々と国際線の運航が続いています。
■訪日外客数(2020年4月推計値) (JNTO公式サイト)
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/200520_monthly.pdf
2020年05月20日
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