□ANG 新型コロナウイルス感染症でポートモレスビー線運休を確定
ニューギニア航空(ANG)は19日、成田国際(成田)-ポートモレスビー線週2往復を運休すると発表しました。
運休するのは、パプアニューギニアのポートモレスビーと日本を結ぶ路線。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で、3月末から欠航が続いていますが、「運航路線網の⾒直し」により、当面の間運休するとしています。実質的な路線撤退となります。
COVID-19パンデミックの影響で多くの国際線が長期欠航となっていますが、そのほとんどが再開を前提に欠航しています。COVID-19を理由にした路線運休を明確に発表したのは、初めてとみられます。
東日本大震災などでも、長期欠航路線がひっそりと運休になるケースは見られましたが、そのほとんどは撤退時には未発表。理由を明確にして撤退するのは、非常に珍しい事態です。
ANGは、2002年4月に成田に就航。昨年には、南洋群島の一つであるミクロネシア連邦チューク経由便も運航するなど、貴重な太平洋路線の運航を続けてきました。
また一つ、太平洋の離島路線が消滅してしまいました。
■東 京 路 線 運 休 の ご 案 内(ニューギニア航空公式サイト)
http://www.airniugini.jp/news/20200519.pdf
2020年05月24日
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