2020年05月29日

羽田_デッキ再開 見学自粛しよう

■東京国際空港(羽田空港) 展望デッキ再開も不要不急の来館自粛を要請、空港への見学訪問は自粛しませんか

東京国際空港(羽田空港)の第1ターミナルと第2ターミナルを運営する日本空港ビルデングは29日、展望デッキを再オープンしました。しかし、空港は公式サイトで不要不急の来館自粛を呼びかけており、東京都もいまだに不要不急の外出自粛を要請しています。空港・航空ファンなら、空港をクラスターにしないためにも、空港訪問を自粛しませんか。

羽田空港旅客ターミナルの展望デッキは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で、4月から閉鎖されていました。
29日に再開となったのは、第1と第2の展望デッキで、6時半〜19時に短縮して再オープンしました。国際線が発着している第3の展望デッキは引き続き閉鎖されています。

緊急事態宣言が解除されたことを受けての再開とみられますが、東京都では、引き続き不要不急の外出自粛を要請しています。
特に羽田空港では、いまだに入国者の感染確認が継続中。ここ数日は感染数も増加傾向になっており、重大局面のような状況になっています。
羽田では、3月29日に新離着陸ルートの運用開始、国際線の大増枠、第2ターミナル国際線施設の使用開始と、ここ数年で最大のイベントが行われました。その後不要不急の訪問ができずに残念な状況が続いていますが、空港・航空ファンなら、空港をクラスターにしないためにも、まだしばらくは羽田空港訪問を自粛しませんか。

国際線発着空港は、いま、COVID-19感染のリスクが病院に次いで高いと言っても過言ではない施設になっています。ここ数日はブラジルなどの感染が急拡大している国からの入国者の感染確認が急増中。国内の中でも感染リスクが非常に高く、こんなところに見学者が集まった場合、クラスターになる危険性が非常に高い状況です。

3月に行われた東京2020オリンピック・パラリンピック聖火輸送機の出発では、世界がパンデミックで警戒を強めているにもかかわらず、展望デッキに隙間なく見学者が殺到し、離隔など全く取っていない様子も報道されています。検疫官がウイルス流入阻止を必死に頑張るなか、ファンの行動で、空港をクラスター化する危険が高まる事例が実際に生じています。

いらぬお世話かもしれませんが、普段から空港の話題を取り上げ、空港が感染阻止戦線の最前線であることを認識している身としましては、ファンの行動によって空港がクラスター化するということは避けるべく、引き続き、空港が公式に表明している不要不急の来館自粛要請に同調させていただくことにしました。

国際線大増枠は予定通り実施されていますが、結局、国際線は欠航が相次いでおり、新規就航は延期だらけ。どうせ不完全な変化中ですので、空港・航空ファンなら、ここはグッと我慢して、不要不急の羽田空港訪問を自粛しませんか。

羽田空港内での一部施設、店舗の運用変更について(羽田空港ターミナル公式サイト)
https://tokyo-haneda.com/information/2020/detail_00164.html
ラベル:羽田
posted by johokotu at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | 東京国際空港(羽田空港) | 更新情報をチェックする
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