□空港検疫 自衛隊による災害派遣の支援を終了
防衛省は1日、5月31日午後7時に、国内4国際空港等で行われていた、水際対策強化に係る災害派遣を終結したと発表しました。
防衛省は、3月28日に「新型コロナウイルス感染症に対する水際対策強化に係る災害派遣の実施に関する自衛隊行動命令」を発令、成田国際(成田)、東京国際(羽田)、中部国際(中部)、関西国際(関空)の4国際空港等に自衛隊を派遣していました。
このうち、成田と羽田では、自衛隊看護師が派遣され、検疫支援としてPCR検査のための検体採取も実施し、約4万6千人の入国者のうち約2万4百人分の検体を採取したとしています。
中部、関空も含めた4空港では、4月26日まで輸送支援、5月29日までで宿泊施設に滞在する帰国者・入国者に対する生活支援(食事の配分等)を実施したとしています。
いずれも厚生労働省や民間などへの移行が完了したため、4国際空港等で展開していた統合現地調整所を5月31日に閉所し、全ての活動を終了したとしています。
■新型コロナウイルス感染症に対する水際対策強化に係る災害派遣について(防衛省公式サイト)
https://www.mod.go.jp/js/Activity/Gallery/images/Disaster_relief/2020covid_19/2020covid_19_press1.pdf
2020年06月02日
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