2020年06月11日

羽田_竹芝からアクセス船実験へ

■東京国際空港(羽田空港) 新設の竹芝地区船着場から羽田空港アクセス船の実証実験を実施へ

東日本旅客鉄道(JR東日本)は10日、7月から羽田空港アクセス船の実証実験を行うと発表しました。

羽田空港アクセス船は、東京国際空港(羽田空港)の空港島の船着場と6月に新設される竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)を結ぶ船舶便。7月13日から実証実験を開始するとしています。

今回の発表は、ウォーターズ竹芝前でJR東日本が整備している船着場や竹芝干潟などの使用開始に関する発表の中で明らかにされました。
竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)からは6月19日から定期航路として浅草、豊洲、両国、お台場、葛西などへの路線を運航開始するとしており、羽田空港アクセス船はそれに続いて運航されるものになります。

実証実験は観光汽船興業が行うとしており、定期便等ではなく、貸し切りリムジンボートとしての運航。竹芝地区船着場と羽田空港島の船着場(天空橋船着場か羽田空港船着場)の間をリムジンボートで結ぶとしています。
羽田空港旅客ターミナルと船着場の間のタクシー送迎サービスをつけた税込31,900円からのベーシックプランと、 羽田空港旅客ターミナルと船着場の間のハイヤー送迎サービスや目的地までの手荷物配送をつけた税込50,000からのトータルサポートプランを提供するとしています。

船着場は、歩道橋、羽田エアポートガーデンを通じて第3ターミナルとつながる予定ですが、羽田エアポートガーデンの開業延期で未接続。羽田空港船着場にはタクシー乗降場はないため、どのように送迎の乗り降りをさせるのか注目されます。

アクセス船の実証実験のルートは、羽田空港船着場から空港島西側の海老取川・京浜運河を通って天王洲アイル脇を抜けるルートで設定されています。現在運航されている羽田空港船着場-お台場間の定期便は、多摩川を下って空港島東側からぐるりと回っているため、それよりも距離が短いルートになる予定です。

今回も定期便ではなくチャーター的な実証実験。2011年に船着場が整備されてから、羽田空港発着の船舶便はいつまでたっても定期便が拡大せず、実証実験ばかりが続いています。
国内だと横浜港や新潟信濃川、瀬戸内、海外だとバンコクのチャオプラヤ・エクスプレス・ボートやロンドンのリバーボート、ニューヨークのNYCフェリーみたいに、気軽に多摩川や京浜運河あたりへの定期便でもできませんかね、、、。釣りバカでも羽田から都心へ船使ってましたし、、、。

竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)・竹芝干潟の使用開始と アトレ竹芝第T期開業日決定について(JR東日本公式サイト)
https://www.jreast.co.jp/press/2020/20200610_ho02.pdf
ラベル:羽田 船舶便 竹芝
posted by johokotu at 02:00| 東京 ☀| Comment(0) | 東京国際空港(羽田空港) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: