14日、ANAグループ(ANAウイングス)のボーイング(B)737-500型機が引退しました。最後に福岡-東京国際(羽田)線に投入された模様です。
沖縄路線などで結構お世話になった機材でした。
ANAグループのB737-500型機は1995年に導入された機材。AIRDOなどにもリースされたものも含め、合計25機が四半世紀にわたり活躍しました。
エンジンカウルのイルカが目印で、「スーパードルフィン」として親しまれました。離島路線などでの運航が多く、地方の方は、利用した人が多いのではないでしょうか。
最後は新型コロナウイルス感染症の影響で利用者が激減していることもあり、非常に珍しく、福岡-東京国際(羽田)線に投入されて幕を閉じました。これにより、日本の航空会社からB737-500型機がなくなりました。
■ANAの737-500スーパードルフィン最終便、福岡から羽田到着 25年間運航(AviationWire公式サイト)
https://www.aviationwire.jp/archives/204496
■全日空の「ドルフィン」引退(共同通信公式サイト)
https://this.kiji.is/644803033450923105
ということで、「ありがとうございました」で、各社の報道によりますと、お見送りのために展望デッキにはかなりの人が集まったようです。
しかし、羽田空港は現在、公式サイトで不要不急の来館自粛を要請中。その呼びかけも空しく、かなり密密密な状態だったようです。
ここ3週間ほどは、空港検疫での感染確認が急増中。検疫での検査の結果が出るまでは時間がかかるため、居住地に戻ってからの二次感染も生じています。この状況は、海外から大量のウイルスが持ち込まれたと推定されている3月中旬頃によく似ています。
羽田空港は若干ペースは落ちているものの、空港検疫の感染確認が続いています。今回引退機を見に来た人が殺到した第2ターミナルは国内線のみの発着ですが、東京都もCOVID-19を乗り越えるためのロードマップで「外出自粛等の徹底を通じて、感染を最大限抑え込む」としています。
空港・航空ファンなら、空港をクラスターにしないためにも、不要不急の空港訪問を自粛しませんか。
わたしたちが外に出なけりゃ、感染は拡がりません。
空港をクラスターにしないためにも、
ぜひ、不要不急の空港訪問を自粛してみませんか。
空港をクラスターにしないためにも、
ぜひ、不要不急の空港訪問を自粛してみませんか。
日本空港情報館ブログでは、空港を普段から取り上げ、入国者の検疫が非常事態であることを認識しています。
このため、空港の公式の呼びかけに賛同し、羽田については、不要不急の来航自粛を呼びかけています。
■2020.05.29配信:東京国際空港(羽田空港) 展望デッキ再開も不要不急の来館自粛を要請、空港への見学訪問は自粛しませんか
http://johokotu.seesaa.net/article/475342126.html
■2020.04.06配信:いま、わたしたちにできること 〜止めよう!不要不急の空港訪問 感染拡大防止しよう!
http://johokotu.seesaa.net/article/474434746.html