◆訪日外国人 5月は過去最少も推計1,700人も入国、出国日本人は5,500人と4月より増加
日本政府観光局(JNTO)は17日、5月の訪日外客数、出国日本人数の推計値を発表しました。訪日外客数は1,700人、出国日本人数は5,500人でした。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響を受け、国際線の利用は極端に減少しています。
推計値の前年同月比は、訪日外客数が99.9%減(前年2,773,091人)、出国日本人数が99.6%減(前年1,437,929人)でした。出国日本人数は4月よりも増加しましたが、単月の訪日外客数は、JNTOが統計を取り始めた1964年以降、過去最少だったとしています。
現在、特定111か国からの入国者の全員にPCR検査が課せられ、全入国者に対して入国後14日間の外出禁止が要請されています。日本人以外の上陸拒否も拡大し、査証の無効化も行われています。世界各国も似たような制限をしているところが多くなっていますが、それでも、1,700人もの外国人が入国していることが分かりました。最も多いと推定される米国から50人、中国とインドからそれぞれ30人が入国したとしています。
5月は、成田国際、東京国際、関西国際、福岡の4空港では、細々と国際線の運航が続いていました。
■訪日外客数(2020年5月推計値)(JNTO公式サイト)
https://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/pdf/200617_monthly.pdf
2020年06月17日
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