■東京国際空港(羽田空港) 4月運用状況を発表、1万6千人が入国、2人に1人はPCR検査対象外?
東京国際空港(羽田空港)の国際線旅客施設を運営している東京国際空港ターミナルは26日、4月の利用実績を発表しました。
発着回数は940回(前年同月比12.6%)、旅客数は国際線29,828人(同1.9%/うち通過客4,630人)でした。他空港同様に、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて壊滅的な状況でした。
入国者は16,758人、出国者は8,440人で、入国者が出国者の2倍となっています。
4月3日から入国制限が強化され、拒否対象が拡大。対象国からの入国者の全員検査も行われています。
4月中国際線旅客便は、成田国際(成田)、関西国際(関空)と、羽田、福岡の4空港のみ(福岡は数便のみ)で確認されています。
成田と関空は1か月前に既に速報値が出ており、単純に羽田分も合わせた3空港出入国者数は84,688人でした。出入国者数の半数が入国だとすると4万2千人ほどの入国があったとみられます(羽田同様に入国者が出国者の2倍だとすると、5万6千人が入国したことになります)。
4月3日からになりますが、PCR検査を受けた人数は明確になっており、羽田、福岡もあわせて2万7千人ほどでしたから、4月1日、2日の運航と対象外の国からの入国がかなり多い(下手すると入国者の2人に1人はPCR検査対象外)とみられる結果となっています。
■羽田空港 国際線 旅客ターミナル利用実績(2020年度)(東京国際空港ターミナル公式サイト)
http://www.tiat.co.jp/result/docs/da265764f4e748bab100bc5b45ed68b408578e09.pdf
■民営3国際空港 4月運用状況を発表、国際線旅客便は成田と関空のみで出入国5万5千人弱(5月28日配信記事)
http://johokotu.seesaa.net/article/475330220.html
2020年06月28日
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